広島県山県郡北広島町にある「かりお茶屋」で蕎麦を食べてきました。
「かりお茶屋」は、八幡高原で収穫された希少な赤そばが食べられる食事処です。
実際に訪れた感想を交えて、 「かりお茶屋」の注目ポイントやアクセス・駐車場の状況などをレポートします。
かりお茶屋 アクセス
「かりお茶屋」には、「赤蕎麦の里」方面から車で向かいました。
「かりお茶屋」の駐車場は「赤蕎麦の里」から1.8 km程進んだ道沿いにあります。
駐車場
「かりお茶屋」の前に、アスファルト舗装された広めの駐車場があります。
駐車料金は無料です。
駐車場の脇には、周辺の案内地図とトイレがありました。
最寄り駅・近隣交通機関から
- JR「浜田駅」から国道186号を経由して約37.9 km
- JR「あき亀山駅」から県道40号を経由して約56.8 km
地図
かりお茶屋
「かりお茶屋」は、八幡高原で収穫された赤そばが食べられる食事処です。
お土産物屋がある「高原の自然館」が併設されています。
「かりお茶屋」は、冬季は休業しています。
基本情報
名称 | かりお茶屋 |
所在地 | 〒731-2551 広島県山県郡北広島町東八幡原119−1 |
定休日 | 火曜(11月末~4月末冬季休業) |
営業時間 | 10:00~16:00 (食事は11:00~15:00) |
料金 | |
お問い合わせ | 0826-36-2727 |
公式サイト | かりお茶屋 – 北広島町観光協会 |
レビュー・レポート
「赤そばの里」で蕎麦の花を見た後、八幡高原で収穫された赤そばが食べられる食事処「かりお茶屋」に向かいました。
赤蕎麦畑から2キロ程走り「かりお茶屋」駐車場に到着。
「かりお茶屋」には「芸北 高原の自然館」が併設され、同じ敷地内には茅葺き古民家と土産物屋があります。
茅葺き古民家
かりお茶屋
「かりお茶屋」の名前は、地元での臥竜山の呼び名である苅尾(かりお)が由来だそうです。
「かりお茶屋」は食券制です。
自分は、天ぷら盛蕎麦の大盛り(赤)を注文。
値段は1400円。(値段は2021年時点のものです。)
赤蕎麦は、白蕎麦よりコシがあり風味が濃いといわれています。
飲み物はセルフサービス。
お茶と水が置いてありました。
セルフサービスコーナーには蕎麦湯もありました。
卓上には七味と塩。
暫くしてメニューが到着。
メニュー内容は、蕎麦と天ぷらの盛り合わせ、付け合わせに揚げ蕎麦。
付属の薬味は大根おろし、ワサビ、ネギ。
天ぷらは、おかのり、エンドウ、ジャガイモ、カボチャ、赤ピーマン、なすび。
蕎麦は若干赤みがあるように感じられました。
(赤蕎麦の名前から連想されるイメージに引っ張られているだけかもしれません。)
赤蕎麦の反収(田畑1反当たりの収穫高)は白蕎麦の3分の1程。
元々ヒマラヤが原産地の「赤そば」には、強い紫外線から身を守るためのアントシアニンという赤色のポリフェノールが多く含まれているそうです。
蕎麦は風味が強く、口から鼻に抜けるそばのかおりが堪能できました。
十割蕎麦らしく歯切れがよく、少し弾力を感じました。
卓上には、
薬味のワサビは本ワサビを使っています。蕎麦に少量を直接つけてお召し上がりください。
との説明が。
その通りにやってみると、本わさび特有のマイルドな辛味が赤蕎麦の風味を引き締めているように感じました。
天ぷらは卓上の塩をかけていただきました。
絶品でした。
癖のない「おかのり」はサクサクとして食べやすく、エンドウはカリっと揚げられつつもシャキシャキとした触感があり、なすびは衣はカリカリ中はジューシーでした。
どの天ぷらも揚げ加減が絶妙で、野菜の風味が活かされていて美味しかったです。
盛蕎麦の大盛り(赤)が1200円。
天ぷら盛蕎麦の大盛り(赤)が1400円。(値段は2021年時点のものです。)
200円で、この満足感。
つけてよかった野菜の天ぷら。
素晴らしいコストパフォーマンスです。
最後は、少し残していた揚げ蕎麦を食べながら蕎麦湯をいただきました。
今回「かりお茶屋」で蕎麦を頂いたのは9月ですが、11月には八幡高原で収穫された実を使った新そばが食べられます。
かりお茶屋 まとめ
蕎麦の風味が強く歯切れがよい、美味しい十割蕎麦でした。
また、季節の野菜の味わいを活かした天ぷらは絶品でした。
かりお茶屋では、11月からは八幡高原で収穫された実を使った新そばが食べられます。
赤蕎麦の在庫が無くなり次第、次の新赤蕎麦まで白蕎麦の販売となるそうです。
すぐに在庫がなくなることはないでしょうが、赤蕎麦が食べたい方は、一応確認してから訪れた方がよいでしょう。
関連情報
写真撮影日
2021年9月
これまでに訪れた広島県の散策地
八幡高原 赤そばの里 (広島県北広島町)で赤蕎麦の花を見てきた感想と現地レポート