岡山県備前市三石で行われる、街をキャンドルで照らすイベントに行ってきました。
岡山県備前市の三石地区では、例年9月に街をキャンドルの明かりで照らすイベント「三石灯りの街」が開催されています。
実際に訪れた感想を交えて、 「三石灯りの街」の見所やアクセス・駐車場の状況などを紹介します。
三石灯りの街 アクセス
備前市の三石地区には、岡山市方面から国道2号を経由して車で向かいました。
国道2号を西から東に走り、トンネルを通過してすぐの道から三石地区に降りると、すぐ近くに「三石運動公園」グランドがあります。
駐車場
「三石運動公園」グランドが臨時駐車場として開放されていました。
「三石運動公園」グランドの傍には、トイレが敷設されています。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「三石駅」から西国街道を経由して約900 m
(「三石運動公園グランド」まで)
地図
三石灯りの街
備前市の三石地区は、耐火レンガの製造や耐火レンガの原料である「ろう石」で栄えた街です。
三石地区には、明治24年に建設された赤レンガ積み拱渠アーチ橋や昭和12年に建築された旧三石小学校講堂など歴史的に価値がある建造物や昭和の面影が見える街並みなどが残っています。
三石地区では、毎年9月の夜に街をキャンドルの明かりで照らすイベント「三石灯りの街」を開いています。
基本情報
名称 | 三石灯りの街 |
所在地 | 〒705-0132 岡山県備前市三石 |
開催時間 | 18時~21時 |
開催日 | 例年9月 (2025年は10月25日) |
料金 | 無料 |
問合せ先 | 三石公民館 電話 0869-62-0811 |
公式サイト | 三石灯りの街 公式ホームページ |
【2025年】第22回「 三石灯りの街」は、10月25日(土曜日)に開催されます。開催時刻は18時~21時。(※雨天時は翌日に順延) |
レビュー・レポート
2024年の「三石灯りの街」のイベント開催は9月14日(土)。
開催時刻は18時~21時。
キャンドルで飾られているのは、三石八幡宮・レンガ積み拱渠アーチ橋(四列穴門)・三石中学校。
四列穴門
臨時駐車場になっている「三石運動公園グランド」から「四列穴門」にむかいます。
「三石運動公園グランド」から四列穴門~三石八幡宮~三石中学校の順で観賞しました。
道はキャンドルで照らされています。
三石運動公園グランドから東に3分程歩くと、四列穴門が見えて来ます。
四列穴門は、明治24年(1891年)に山陽本線開通によってできたもので、土木学会推奨の土木遺産に認定されています。
煉瓦で出来たトンネルや水路にキャンドルが並べられ、非日常的な景観になっています。
四列穴門の南にある遊歩道からはキャンドルが並べられた四列穴門を俯瞰して見られます。
北側からは、四列穴門の全体像を眺められます。
三石八幡宮
三石八幡宮の参道が照らされていました。
参道を上がると社殿が建っています。
三石八幡宮は、大正2年(1913年)九月八日、村社八幡宮・村社素盞鳴命神社・村社三石神社と、三石神社境内末社荒神社を八幡宮に合祀しました。
社殿の前には、色とりどりの紙灯篭が飾られていました。
非常に幻想的な景観です。
まず、社殿に参拝して少し境内を散策しました。
多くの参拝者が境内の景観に目を細めていました。
三石中学校
ろうそくの光で、地上絵が描かれている三石中学校に向かいます。
学校手前の水路沿いの小路にキャンドルが並べられていました。
校庭には、カラフルな灯篭で地上絵が描かれています。
平面視点で見たのでは、規模の大きなキャンドルイベントに見えますが、お祭りの日にだけ解放されている校舎の上から見ると、ひとつの絵柄が浮かび上がってきます。
多くの人たちが、校舎の上から校庭を眺めていました。
グランドに描かれる絵柄は毎年変わります。
キャンドルで描かれた絵を前景として街の夜景を眺められられるのは貴重な体験です。
関連情報
関連サイト
写真撮影日
2024年9月
これまで訪れた散策地
岡山市にある らーめん辰弥 (倉田店) で、ごまみそ辰弥野菜ラーメン を食べてきました。
三石灯りの街 まとめ
耐火レンガの製造で有名な備前市の三石地区では、毎年9月の夜に街をキャンドルの明かりで照らすイベント「三石灯りの街」が開催されています。(2025年「 三石灯りの街」は、10月25日(土曜日)に開催)
昭和の面影を残すノスタルジックな街の数か所が、柔らかな光を放つキャンドルで飾られます。
第21回となる2024年の「三石灯りの街」では、三石中学校~三石八幡宮~四列穴門が観賞エリアになっていました。
エリアまでの道もキャンドルで飾られ、幻想的な景観を眺められました。
普通車100台以上は駐車できる三石運動公園グランドが、臨時駐車場として開放されていたのも有難かったです。