笠岡の藤花苑で、だるま藤を観賞してきました。

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岡山県笠岡市にあるフルーツガーデン藤花苑に行ってきました。

(藤花苑は苑主の方が、ご高齢で木の管理が難しくなったため、公開は2021年を最後とし2021年7月には数本を残して木を切ることになりました。)

アクセス

藤花苑へは、JR「笠岡駅」方面から車で県道34号線を経由して訪れました。

藤花苑は、笠岡市街地を通る県道34号沿いにあります。

駐車場

あり

最寄り駅・近隣交通機関から

JR「笠岡駅」から県道34号を経由して約2.6 km

フルーツガーデン藤花苑

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岡山県笠岡市に延びている県道34号線を車で走っていると、ある景観に目を奪われました。

建物が藤に覆われ、紫色に染まっています。

一瞬、建物か大きな藤棚か判別がつかなかったほどの量感で藤が咲き誇っていました。

県道34号は、何度も通っていましたが、こんな光景は初めて見ました。

これほど立派な藤がここ一、二年で育ったとは思えません。

たまたま、藤の咲く季節にこの道を通っていなかったのでしょう。

近くの駐車場に車を停めて、建物へ訪れてみました。

あらためて近くで見ると、一軒の家全体が藤に覆われています。

入口にはフルーツガーデン藤花苑と書いてありました。

受付に

「入苑希望の方はおよびください」

と書かれていたので、苑主の方をおよびして入苑料500円を払い入苑させていただきました。

藤花苑の苑主は童謡の作曲家で数多くの曲を作曲なさっている高月啓充さんです。

苑主の方によると、藤棚の総延長は1キロ以上に及ぶそうです。

「個人宅の藤棚ではたぶん日本一だと思うよ。」

とおっしゃっていました。

「やはり個人宅だったんですか。」

と驚くと

「もう一年中てがかかるよ。」

と言われました。

手間を惜しまず、これだけ立派な藤棚を維持される姿勢には頭が下がります。

藤苑の中は藤特有の上品な、かおりがただよっていました。

ここの藤は、ぶどうの房に似た姿で、山野でみかける藤とは少し姿が違います。

よく見かける藤より房が短く、肉厚で大きい花をつけています。

この藤は、だるま藤といいヤマフジの園芸種で早咲きの品種です。

入口の石段から始まり庭先、裏庭どこを歩いても藤が咲き乱れています。

これだけのだるま藤が咲きそろっている場所は個人宅ということをのぞいても、それほど多くないと思います。

存分にだるま藤を観賞させてもらい藤苑を後にしました。

まとめ

総延長は1キロ以上に及ぶ藤棚に、花付きのよいダルマ藤が咲き乱れる県内有数の藤苑です。

苑内一面に漂う、藤特有の上品な芳香が特に印象的でした。

(藤花苑は苑主の方が、ご高齢で木の管理が難しくなったため、公開は2021年を最後とし2021年7月には数本を残して木を切ることになりました。)

基本情報

所在地

〒714-0081 岡山県笠岡市笠岡4646−1

料金

入苑料500円

関連サイト

藤花苑 – ヤッホー 岡山

写真撮影日

2015年

これまでに訪れた岡山県の散策地

上籾の棚田(岡山県久米南町)に行ってきました。

田土浦公園(岡山県倉敷市)で夕日と夜景を見てきました。

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