岡山県高梁市にある藍坪の滝に行ってきました。
「藍坪の滝」は、岡山県高梁市の大竹川上流に流れる段瀑で、県の天然記念物に指定されています。
実際に訪れた感想を交えて、 「藍坪の滝」の見所やアクセス・駐車場の状況などをレポートします。
藍坪の滝 アクセス
「藍坪の滝」には、JR「備中高梁駅」方面から車で向かいました。
「国道313号」を経由して「県道294号」に入り、集落を抜けて山脇の坂道を登っていきます。
坂道を登っていくと「県道294号」沿いに「藍坪の滝」に向かう散策道の入り口があります。
駐車場
専用駐車場はありません。
自分は、「藍坪の滝」の数百メートル 手前の少し広くなった道端に車を停めさせていただきました。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「備中高梁駅」からロマンチック街道313/国道313号と県道294号を経由して約26.4 km
地図
藍坪の滝
「藍坪の滝」は、岡山県高梁市の大竹川上流に流れる段瀑です。
水の浸食作用によって大きな肩が削られ、後退し、滝つぼだけが残存しています。
川床には滝壺の跡の他、水流による小石の回転でできた甌穴が数個みられます。
このような滝は、地質学上たいへん貴重なもので、県の天然記念物に指定されています。
滝名の由来は、滝壺が連続している姿を藍染めの瓶の並びに例えたものです。
基本情報
名称 | 藍坪の滝 |
所在地 | 〒716-0211 岡山県高梁市市川上町上大竹 |
営業時間 | |
休業日 | |
料金 | 無料 |
問合せ先 | 0866-21-1516(高梁市社会教育課) |
公式サイト | 藍坪 高梁市公式ホームページ |
藍坪の滝の景観
県道294号を南西に進んで行くと、「藍坪の滝」手前 数百メートルの場所から数センチの雪が積もっていました。
幸い「藍坪の滝」までそれほど距離がなかったので、路肩の広くなった場所に車を停めて歩いて滝に向かいます。
5分程歩くと、「藍坪の滝」の散策道入り口が見えて来ました。
川に架かる橋をわたって滝に向かいます。
散策道を少し歩き、川の方へ降りると「藍坪の滝」が見えて来ました。
雪で道がわかりにくくなっていたので注意して進みました。
少し、広くなった観瀑場所には、ベンチが置かれています。
観瀑場所からは、広めの滝壺がある段瀑が見えました。
上段の滝下には、さらに滝が連なり滝壺が広がっています。
段瀑と滝壺の生成過程が分かる、このような段瀑は地質学上かなり貴重なものだそうです。
滝壺には、なみなみと水が満ちています。
水の透明度は高く、かなり綺麗です。
滝の端が少し凍結していましたが、水はしっかり流れていました。
雪の残る滝は幻想的な景観を見せていました。
関連情報
関連サイト
写真撮影日
2025年
これまで訪れた岡山県の散策地
塩川の泉(岡山県真庭市) ~菩薩がお祀りされるお堂の隣に湧く名泉~
藍坪の滝 まとめ
岡山県高梁市にある「藍坪の滝」は、水の浸食作用によって大きな肩が削られて後退し、滝つぼが残存している段瀑です。
このような地形の滝は地質学上たいへん貴重で、県の天然記念物に指定されています。
滝前の観瀑所には、県道294号沿いにある散策道の入り口から5分程歩くと到着します。
大きな滝ではないですが、自然豊かな山間の谷間を流れる滝には神秘的な雰囲気が漂っていました。
散策道を歩く距離は長くはありませんが、舗装されていないので動きやすい靴で訪れた方がよいでしょう。