兵庫県豊岡市但東町に建つ 但馬安国寺 に行ってきました。
「但馬安國禅寺」では、秋に色鮮やかに紅葉するドウダンツツジを観賞できます。
実際に訪れた感想を交えて、「安国寺」の見所やアクセス・駐車場の状況などをレポートします。
但馬安国寺 アクセス
「安国寺」には朝来市方面から車で「県道56号」を通って向かいました。
駐車場に到着したのは、午後4時ごろ。
駐車場はほぼ満杯でしたが、ぎりぎり駐車スペースが空くのを待つことなく車を停められました。
駐車場
駐車料金は、無料。
駐車台数は第一駐車場に20台程。
紅葉シーズンは臨時の駐車場有り。
最寄駅・近隣交通機関から
- JR「上夜久野駅」から県道56号を経由して約17.0 km
- JR「豊岡駅」から県道247号を経由して約22.4 km
- または舞鶴若狭道福知山ICから国道9・426号経由して約36km
地図
但馬安国寺
但馬安国寺は開基は足利尊氏、開山は夢窓疎石国師といわれる臨済宗大徳寺派の寺院です。
御本尊は釈迦如来。
山号は太平山。
1345年に元弘の役(元弘元年1331年から起きた鎌倉幕府倒幕に至るまでの一連の戦乱)などによる敵味方戦没者の慰霊、後醍醐天皇の冥福を祈るため光厳上皇の「諸国寺塔毎国各一所」の院宣を受け、足利尊氏が開基しました。
現在は「ドウダンつつじ」の紅葉の他、モリアオガエルや夏つばきでも有名な寺院となっています。
安国寺のドウダンつつじ
本堂が再建された明治37年に植樹されたドウダンツツジは、樹齢約150年。
高さ幅共に約10mあります。

一般公開は、11月上旬から下旬。
見ごろの時期には(例年11月中旬)日没から19:00まで期間限定のライトアップが行われています。
(2025年はライトアップは行われていません。)
基本情報
| 名称 | 但馬安国寺 |
| 所在地 | 〒668-0324 兵庫県豊岡市但東町相田327 |
| 定休日 | 2025年は11月6日(木)~27日(木)の平日に公開。(土日祝日は非公開)。 |
| 営業時間 | 8:00~17:00(受付16:30まで) |
| 料金 | 500円(中学生以下もしくは障害者手帳をお持ちの方は無料) |
| お問い合わせ | 0796-54-0435 |
| 公式サイト | 安国寺 一 豊岡市観光公式サイト |
| 2025年は11月6日(木)~27日(木)の平日に公開されています。(土日祝日は非公開)。2025年はライトアップは行われていません。 |
レビュー・レポート
駐車場から境内まではほんの数分。
入口で拝観料300円を払い本堂へ向かいます。(2025年時点では500円)
「安国寺」の裏庭に植えられている「ドウダンつつじ」は、本堂から眺めるとまるで額に収められた絵画のような美しい姿です。

このお手本のような額縁構図をもとめて、参拝者の他、多くのカメラマンが境内にあつまっていました。
暫くすると日が暮れ、ライトアップが始まります。
暗がりの本堂の奥に浮かび上がる真っ赤なツツジは、まさに芸術作品といえるような見事さ。

カメラを持った人は、皆その光景を写真に収めようと、シャッターを切っていました。
カメラマンに優しいお寺
テレビや雑誌で、安国寺のつつじが紅葉している写真を見たことがある人も多いと思います。
多くの参拝者がいるにもかかわらず、それらの写真になぜ人が映りこまないのか。
それはボランティアの方が
「今から撮影タイムです、しばらく下がってください」
と、撮影者のために、たびたび人の流れを整理をしてくださり座敷をあけてくれるからです。
さらに訪問日には、縁側近くにご住職が座ってくださり被写体になってくれていました。


ご住職まで写真の撮影に協力してくださる。
これほど、カメラマンにやさしいお寺が他にあるでしょうか。
本当に有難いことです。
おかげで自分的には満足のいく写真がとれました。
ライトアップ期間
安国寺では、例年11月の上旬から下旬にかけてライトアップが行われています。
ツツジの見頃は例年11月中旬ごろ。
拝観時間は8~19時 (入門は、18時30分まで)
ライトアップは夕刻から
- 2019年のライトアップ期間は11月7日~20日。
- 2025年はライトアップは行われていません。
但馬安国寺 まとめ
豊岡市但東町に建つ「但馬安国寺」では、秋には美しいつつじの紅葉を楽しむことができます。
見頃は毎年11月中旬ごろ。
カメラマンに優しいお寺で、つつじが見られるお座敷を撮影用に開放してくれる時間がありました。
自由拝観と撮影タイムが交互に行われるため、カメラがなくても紅葉を満喫できます。
なお、2025年はライトアップは実施されません。
関連情報
関連サイト
写真撮影日
2016年11月
これまでに訪れた兵庫県の散策地
大国寺(兵庫県丹波篠山市)に参拝して紅葉を観賞してきました。