鳥取県を流れる日野川の支流である法勝寺川で彼岸花を見て来ました。
桜の名所として知られている「法勝寺川」の土手では秋には彼岸花の群生が見られます
実際に訪れた感想を交えて、秋の法勝寺川の見所やアクセス・駐車場の状況などをレポートします。
法勝寺川へアクセス
訪問日は車で、南部町西伯地区の「法勝寺川」に向かいました。
「国道180号」をはしり、「法勝寺川」が流れる南部町市街地に到着。
駐車場
「国道180号」沿いにある、「南部町観光協会」前の広い駐車場に車を停めました。
「南部町観光協会」から彼岸花の咲く「法勝寺川」の土手までは、「県道104号」を200m~300m。
歩いて数分です。
最寄駅・近隣交通機関
JR「米子駅」から「県道102号」「国道180号」を経由して約10.5 km
JR「伯耆溝口駅」から「 県道1号」「県道160号」経由して約14.9 km
地図
(地図は南部町観光協会の場所です。)
法勝寺川の彼岸花
土手に植えられた桜並木が数キロに渡って続く一級河川の「法勝寺川」は、桜の名所として知られています。
そして、秋になると桜並木のある土手は赤い彼岸花で彩られます。
例年の彼岸花の見頃は9月下旬頃です。
基本情報
名称 | 法勝寺川の彼岸花 |
所在地 | 〒683-0323 鳥取県西伯郡南部町 |
定休日 | |
営業時間 | |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 鳥取県南部町観光協会 tel(0859-30-4822) |
公式サイト | 鳥取県南部町観光協会 |
レビュー・レポート
舗装され遊歩道になっている土手の堤頂を歩くと、道脇に咲く彼岸花を其処此処で見ることが出来ます。
訪れた日の彼岸花は、ちょうど見頃の8分咲き。
場所によっては、かなり群生しているところもあり鮮やかな景観の見られる散策道になっています。
川上に向かって、右手側には法勝寺城址がある小高い山や田園地帯、左手側には法勝寺の街が広がっています。
彼岸花が咲く法勝寺は鳥取県南部町西伯地区の中心集落です。
1955年近隣4村と合併して西伯町になり、2004年には会見町と合併して南部町となりました。
かつては、たたら製鉄が盛んで、江戸時代には米子と山陽を結ぶ法勝寺街道の宿場町としてにぎわいました。
近代に入り、1924年(大正13年)から1967年(昭和42年)までは、「米子」~「法勝寺」間12.4キロが法勝寺鉄道により鉄道で結ばれていました。
法勝寺川の土手は彼岸花の撮影スポットらしく、行楽目的の観光客以外に一眼カメラを持ったカメラマンも幾人か見かけました。
ただ、三脚を立ててガッツリ写真を撮るというよりは、スナップショットのように絵になる箇所に軽やかにカメラを向けている人が多かったように思います。
自分も写真を撮りましたが、なかなか難しかったです。
まず、彼岸花がやや上級者向けの被写体であるということ。
そして「法勝寺川」の彼岸花は土手の側面に咲いているので、見おろしたアングルか煽ったアングルになりやすく、この場所の個性を出した写真がなかなか撮れませんでした。
とはいえ、彼岸花が咲いている土手の距離は結構長いので、シャッターポイントを見つければよい写真が撮れるのではないかと思います。
舗装された土手ではサイクリングを楽しむ人達がいました。
法勝寺川の彼岸花 まとめ
鳥取県西伯郡南部町を流れる「法勝寺川」の土手には、長距離にわたって彼岸花が咲く遊歩道が続いています。
彼岸花の見頃は、例年9月下旬。
場所によっては、かなりの群生がみられます。
土手は日当たりがよく見通しも効く、気持ちの良い散策が行える場所です。
彼岸花の見頃には、「彼岸花ウォークラリー in 南部町」などのイベントが行われています。
関連情報
関連サイト
写真撮影日
2019年9月
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