大平山から見る雲海 (高梁市) ~吉備高原にひろがる霧の海~

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吉備高原の最高峰である大平山から雲海を眺めるために、大平山展望台を訪れました。

アクセス

「大平山展望台」へは、備中高梁市街地方面から車で向かいました。

県道49号から案内板を目印に林道へ入り、カーブの続く山道を登って山頂に到着。

林道は舗装されていましたが道幅は広くなく、車一台が通るのがやっとという箇所もありました。

駐車場

「大平山展望台」には舗装された駐車場があります。

普通車数台なら無理なく駐車できると思います。

最寄り駅・近隣交通機関から

備中高梁駅から国道313号を経由して約23.5 km

地図

大平山

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岡山県高梁市有漢町にそびえる大平山の標高は、約697mあり吉備高原の最高峰です。

山頂付近には 南と北に展望台が設置され、散策道の敷かれた「大平山いこいの森」が整備されています。

晴天の日には南展望台からは遠く瀬戸内海。

北側展望台からは霊峰「大山」を眺められます。

また、気象条件によっては雲海を見ることができます。

雲海

駐車場から、まずは北側展望台に向かいました。

北側展望台

見晴らしの良い「大平山」でも、北側展望台は抜群の眺望を持っています。

夜明け後の展望台

北側展望台に到着した時刻は、午前5時半。

黎明の薄明りの中、すでに雲海が出来始めていました。

山々の間に満ちる雲海に丘や集落が浮かぶ光景は、どことなく海沿いの漁村が点在する瀬戸内海沿岸の風景を連想させます。

次第に丘は霧に隠れ、雲海の中に山々の連なる景観へと変わりました。

視線を右に向けると、雲海の彼方に中国山地の山々が見えます。

うっすらと見える奥の山は、中国地方の最高峰である大山でしょうか。

時間がたつと山の反対側から昇った朝日が届き、雲海を淡い薄桃色に染めました。

その雲海が風でゆられ、さざ波のようにゆらめきます。

まるで、本物の瀬戸内海の波を思わせる、印象的な光景です。

北側展望台は北と西に眺望が開けているため、昇りくる朝日を眺めることはできません。

ですが、見晴らしがよく広大な範囲にひろがる雲海を眺められます。

今回は、そこに光や風などの条件がくわわり、心に残る風景を見ることが出来ました。

南展望台

南展望台からは、朝日に照らされる雲海が見られます。

しかし木立があるので、眺望は北側展望台ほど開けていません。

この日の夜明け直後の周辺の状況は、気温10度 湿度94% 風速 北西2mでした。

まとめ

眺望がよい太平山の北側展望台からは、吉備高原の広い範囲にわたって広がる雲海を眺めることが出来ます。

晴れの日の展望も抜群なので、季節を問わず素晴らしい景色を楽しめます。

山頂展望台まで舗装路がついていますが、道幅が狭くカーブも多いので運転には気をつけてください。

基本情報

所在地

〒716-1321 岡山県高梁市有漢町有漢

料金

無料

お問い合わせ先

高梁市有漢地域局

0866-57-3213

関連サイト

大平山展望台 – 高梁市公式ホームページ

写真撮影日

2015年10月

これまでに訪れた岡山県の散策地

弥高山から見る雲海 ~中国山地にひろがる雲海のパノラマ風景~

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