舞岡公園(横浜市戸塚区) 【 横浜駅から30分で見られる農村風景 】

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神奈川県横浜市戸塚区舞岡町にある舞岡公園を散策してきました。

アクセス

「舞岡公園」には、横浜市営地下鉄「舞岡駅」から徒歩で向かいました。

横浜市にあるJR「戸塚駅」から横浜市営地下鉄に乗り換え1駅乗車して「舞岡駅」で下車。

横浜市営地下鉄「舞岡駅」から20分程歩いて「舞岡公園」に到着。

横浜市営地下鉄「舞岡駅」から「舞岡公園」までは2キロ程です。

駐車場

舞岡公園駐車場

住所 横浜市港南区上永谷4374-1
料 金 【普通車】 2時間300円、以降20分50円 ※駐車券を紛失した場合は特別駐車料金となります
収容台数 普通車 118台
営業時間 6時~21時
問合せ先 (公財)横浜市緑の協会 公園駐車場担当 TEL:045-228-9431
FAX:045-641-0821

利用上の注意

土日祝日などは、周辺道路が大変混雑します。

満車時における路上での入庫待ちは、近隣の方のご迷惑となりますのでご遠慮ください。

駐車料金のお支払について、1,000円札以外の紙幣はご利用になれません。

最寄り駅・近隣交通機関から

  • 横浜市営地下鉄「舞岡駅」から約1.9km
  • JR「戸塚駅」から県道203号を経由して約3.5km

地図

舞岡公園

舞岡公園は285000㎡の面積を持ち、田園や雑木林が残された谷戸(やと)の里山風景が広がる自然公園です。

谷戸とは、台地や丘陵地帯に小さな谷が複雑に刻み込まれた地域のことです。

こういった地形で水湿の土地は湧水を用水とすることができ、小規模な開墾が可能でした。

そのため昔から開田が盛んに行われ、この場所のような耕地景観がつくりだされました。

ここから近い戸塚も坂道が多く、起伏にとんだ地形の街です。

さらに同じ県内の観光地として有名な、「鎌倉」も谷戸の地形がある都市です。

神奈川県南東部は谷戸の多い土地なのかもしれません。

公園内には昔ながらの山間の農村風景が、そのまま残されていました。

火の見櫓と防火小屋

近年、田舎でも見かけることが少なくなってきました。

水車小屋

農家

農家の縁側は休憩所になっていました。

案山子まつり

訪れた日は、収穫された後の水田地帯で「案山子まつり」がおこなわれていました。

中にはユニークな案山子もありました。

古民家

園内には古民家が移築され、屋内では昔の農村生活を伺うことが出来ます。

古民家が移築されているは、園内の小谷戸の里という区域内です。

小谷戸の里には古民家の他、ボランティア作業時に使用する作業棟や耕作棟・ボランティアの方々が手作りした品を販売する「舞・小谷戸屋」・広場などがあります。

また小谷戸の里では、季節の行事や農文化の体験など様々な行事が催されています。

小谷戸の里利用案内

開館時間 9時~17時
休館日 毎月第1・第3月曜日(祝日の場合はその翌日)
事務所所在地 横浜市戸塚区舞岡町1764
電話番号 045-824-0107

公園内にはコンクリートやアスファルトなど近代的な人工物はなく、なんと売店や自動販売機、屑かごもないそうです。

公園に行く時は、出したごみを持ち帰れる用意と飲み物を持参した方がいいでしょう。

舞岡公園は、徹底して理念の貫かれた農村テーマパークと言えるのかもしれません。

まさか横浜駅から電車で30分圏内の場所に、これほど里山の景観を保っている場所があるとは思いませんでした。

まとめ

横浜市立「舞岡公園」は、谷戸に広がる農村風景が再現された自然公園です。

近代都市開発以前の自然が残っていて、昔ながらの里山を散策できます。

園内には山里の原風景を保つため、自動販売機はもちろんゴミ箱や街灯などはありません。

ごみを持ち帰るためのゴミ袋や飲み物などは持参した方がよいでしょう。

自分は来園時、此処までこだわった農村公園だとは知りませんでした。

もし知っていれば、もう少し熱心に写真を撮ったと思います。

横浜から30分以内の場所に立地しているのも「舞岡公園」の存在意義を高めていると思います。

基本情報

所在地 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町1764 (小谷戸の里)
開園時間 門の開門時間、4月~10月は8時半から19時。11月~3月は8時半から17時。(北門、東門、南門、瓜久保の門の4つの門)
利用料金 無料

関連サイト

舞岡公園 公式ホームページ

写真撮影日

2009年10月

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