三郎の滝(広島県府中市)に行ってきました。

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広島県府中市にある「三郎の滝」に行ってきました。

アクセス

「三郎の滝」には、車で「府中駅」方面から国道486号線を経由して向かいました。

「府中駅」方面から国道486号線を西に進み、「三郎の滝」の標識を右折して脇道に入ります。

住宅街に通る道をしばらく進んで、坂道を登ると「三郎の滝」の駐車場が見えてきます。

(住宅街の道は、普通車一台分ほどの道幅です。)

(気をつけて運転してください。)

駐車場

舗装された広めの駐車所があります。

駐車場の横には、トイレが設置されていました。

最寄り駅・近隣交通機関から

「三郎の滝」の駐車場まで

  • JR「下川辺駅」から国道486号を経由して約2.6 km
  • JR「府中駅」から国道486号を経由して約6.6 km

地図

「三郎の滝」駐車場

三郎の滝

駐車場から渓流沿いに延びる遊歩道を上がっていきます。

渓流はかなり勾配がありますが、脇に舗装された道があるおかげで山登り程は体力を使わず滝に向かうことが出来ます。

大きな岩が転がる、急峻な渓谷を縫うように流れる清流はなかなかの景観です。

「三郎の滝」には次のような伝説が伝わっています。

この矢谷川のみなもとは「蛇池」と呼ばれ、二匹の大蛇が住んでいたそうだ。雌雄の大蛇はこの三郎の滝に這い出し、滝つぼに飛び込んでは仲良く泳ぎ泳いでは大岩をおもしろく滑り降りたそうだ。

こうして大蛇の通り道はさしもの岩もいつの間にか滑らかに削り取られ、細長いくぼみとなった。

これが今、滑り滝として親しまれている三郎の滝である。滝の上には竜王神社がまつられている。

友達と連なった大蛇すべりに挑戦を。

(「三郎のすべり滝」府中市観光協会)

散策路には、休憩所がありました。

朱い橋を渡り渓流を登ると、お社がお祀りされています。

お社からは順に「一郎の滝」、「次郎の滝」、「三郎の滝」と3つの滝が続きます。

一郎の滝

遊歩道入り口から数分で「一郎の滝」に到着。

「一郎の滝」は、滑らかな岩盤から大きな滝壺に水が流れる力強い滝です。

滝壺の前には、観瀑所が整備されています。

龍王荘

「一郎の滝」のすぐ上には「龍王荘」があります。

「龍王荘」には売店や食堂があり、予約をすればバーベキューも楽しめます。

飲食スペース以外には、子供用プールや釣り堀がありました。

「龍王荘」の奥には更衣室が敷設されています。

次郎の滝

「龍王荘」から少し登ると「次郎の滝」が流れています。

上部の直瀑から下部の幅広の滝、そして広い滝壺へ水が流れる見ごたえのある滝です。

周囲を新緑のモミジに囲まれた「次郎の滝」はどことなく幻想的な佇まいでした。

三郎の滝

「次郎の滝」のすぐ上には、「三郎の滝」があります。

渓流の奥に上段の滝が流れ、下部は滑り滝になっています。

上段の滝の前の岩に行くと清涼感のある風が吹き、おかげで心地よい時間を過ごせました。

渓底の巨大な岩盤が、清流によって磨きあげられた滑り滝は長さ約30m。

夏には天然のウォータースライダーとして、多くの観光客が川滑りを楽しみます。

三郎の滝の紅葉

沢山のモミジが植えられた「三郎の滝」は紅葉の名所として有名です。

秋になると、近在から多くの観光客が紅葉観賞に訪れます。

「三郎の滝」の紅葉の見ごろは、例年11月中旬から下旬にかけて。

(紅葉の写真は、2011年11月23日撮影。)

あざやかに色づいたモミジと渓谷のコントラストはかなりの絶景です。

数年前に訪れた時に聞いた話では、この渓谷のモミジは「龍王荘」の御主人が少しずつ植えて長い年月をかけて育てたものだそうです。

行政や企業ではなく、個人が名所と言えるような景勝地を造ったということに驚嘆の思いを禁じえません。

じつに有難いことです。

三郎の滝紅葉まつり

「三郎の滝」では、例年11月中旬に「三郎の滝紅葉まつり」が開催されています。

「三郎の滝紅葉まつり」では、杵つき餅やぜんざい、地元野菜の販売などが行われているそうです。

過去の開催日程

2019年11月10日(日)、2018年11月11日(日)

まとめ

三郎の滝は、急峻な渓谷に三つの滝が連なる景勝地です。

遊歩道が整備され歩きやすいので、散策や行楽に向いた場所となっています。

四季を通じて綺麗な景色が見られますが、特に春の新緑と秋の紅葉が有名です。

基本情報

所在地

〒726-0026 広島県府中市三郎丸町

料金

無料

お問い合わせ先

三郎の滝・龍王荘/冬季休業

0847-41-7900

関連サイト

三郎の滝 | 府中市観光協会

三郎の滝 – 広島県観光連盟

写真撮影日

2021年

2011年11月

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