三方五湖を展望するレインボーライン山頂公園（福井県美浜町）に行ってきました。

福井県美浜町にある三方五湖レインボーラインに行ってきました。

アクセス

「三方五湖レインボーライン」には、車で福井県西部方面から訪れました。

県道２１６号を経由して「三方五湖レインボーライン」に入りました。

「三方五湖レインボーライン」の通常料金は１０６０円。

訪れた日は、割引期間中で半額になっていました。

注意

「三方五湖レインボーライン」には、海山料金所(若狭町側)から第二駐車場、第一駐車場、山頂公園、第三駐車場、があります。

訪れた日は、西から第二駐車場、第一駐車場、山頂公園、第三駐車場の順に周りました。

駐車場

駐車場料金（第1駐車場・第2駐車場）

※自転車・徒歩では通行できません。
※第1駐車場が満車になった場合のみ第2駐車場を利用して下さい。

第二駐車場

第二駐車場は、「海山ゲート」から約３．５キロ程の場所にあります。

舗装された広々した駐車場で、車数十台が停められます。

前面に視界が開けた眺めがよい駐車場です。

第二駐車場からの眺め

駐車場の脇にはトイレがありました。

訪れた日には、第二駐車場から第一駐車場へのシャトルバスが運行されていました。

第三駐車場

第一駐車場の東側にある駐車場です。

舗装された広めの駐車場です。

トイレなどは、ありませんでした。

訪れた日は、車はあまり停まっていませんでした。

静かで眺めの良い駐車場です。

第三駐車場からの眺め

第一駐車場

山頂公園に上がるリフトのある駐車場です。

第二駐車場から約１キロ程の場所にあります。

舗装された駐車場は広く、車数十台が駐車出来ます。

駐車場が満車の場合は、場所があくまで待つ必要があります。

休日に訪れた時は、何とか車を停められましたが、少し後に来た観光客は駐車場手前で待っていました。

第一駐車場付近からの眺め

駐車場には、山頂公園に上がるリフト・ケーブルの他、土産物屋や飲食店・トイレなどがあります。

最寄り駅・近隣交通機関から

レインボーライン 第一駐車場まで

• JR「三方駅」から国道27号、県道244号、および三方五湖レインボーラインを経由して約10.2 km
• JR「気山駅」から県道244号と三方五湖レインボーラインを経由して約7.0 km
• JR「美浜駅」から若狭梅街道と三方五湖レインボーラインを経由して約10.1 km

地図

三方五湖レインボーライン

「三方五湖レインボーライン」とは、福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町にまたがって位置する「三方五湖」を一望にして走ることが出来る有料道路です。

1968年に開通しました。

延長11.24キロメートルあります。

福井県道路公社が管理し、運営は株式会社レインボーラインが行っています。

2022年9月30日に福井県道路公社が解散し、道路管理が福井県に移管され無料開放される予定となっています。

三方五湖

「三方五湖（みかたごこ）」は、福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町にまたがって位置する5つの湖の総称です。

若狭湾国定公園に属し、国指定の名勝です。

「三方五湖」は「三方湖」、「水月湖」、菅湖、久々子湖、日向湖の五つの湖で構成されていて、五つの湖はすべてつながっている状態です。

「三方湖」は面積3.58 km2の淡水湖、「水月湖」は面積4.18 km2の汽水湖、「菅湖」は面積0.91 km2 汽水湖、「久々子湖」は面積1.40 km2 の汽水湖、「日向湖」は面積0.92 km2の海水です。

「三方五湖」には「水月湖」と「久々子湖」をつなぐ「浦見運河」と、「水月湖」と「日向湖」を結んでいる「嵯峨隧道」、「菅湖」と「三方湖」をつなぐ堀切の3つの人工水路があります。

レインボーライン山頂公園

「レインボーライン山頂公園」にはリフト・ケーブルを使って登ることが出来ます。

リフト・ケーブル

山頂公園に上がる山頂公園券は、第1駐車場正面の「チケットカウンター＆インフォメーションセンター」で買えます。

山頂公園入園料　（リフト・ケーブル乗車料込み）

1名乗りのリフトか30名乗りのケーブルのどちらかで山頂公園に登れます。

ケーブルには、車椅子で乗車できます。

山頂公園までは、片道約2分です。

リフト・ケーブルの前には、古くから、ふもと漁師村（日向）に伝わる民話「大名だぬき角兵ヱ」をもとにしたかわいい像が置かれています。

レインボーライン山頂公園

レインボーラインの最大の見所と言っていい眺望抜群の公園です。

歩きながら三方五湖を眺望するパノラマが楽しめます。

山頂公園には、「三方五湖に浮かぶ天空のテラス」をコンセプトにした５カ所のテラスを始めとした見所がいくつもあります。

中央テラス

中央テラスは、山頂の中央日本海側に位置しています。

越前岬から敦賀半島や常神半島まで望めるスポットです。

付近には、山頂カフェ「なないろ」やウッドデッキテラス・トイレなどがあります。

山頂カフェ「なないろ」

絶景を眺めながらコーヒーや軽食を食べられます。

営業時間は、9:30～閉園30分前です。

ウッドデッキテラス

ウッドデッキテラスは、カフェ「なないろ」に隣接しています。

和合神社

和合神社には、前後双方から一社両拝でお参りできます。

和合神社は、中央テラス付近に建っています。

幸せの鐘

和合神社の近くには恋人の聖地に認定されている「幸せの鐘」があります。

バラ園

中央テラス付近には、バラ園がありました。

約１１０種６００株のバラが咲きます。

バラの見頃は春は、5/20～6/20頃、秋は10/20～11/20頃です。

訪れた日はバラの見頃ではありませんでしたが、少し花が咲いていました。

メダカ村

中央テラス付近には、メダカが泳ぐ水槽があります。

自然に近い環境が整えられていたようでした。

五湖テラス

五湖テラスは、山頂の中央三方五湖側に位置しています。

三方五湖を手前にして若狭町や美浜町を眺望できます。

付近には、丸いソファーテラスやカウンターテラス・五木の園があります。

丸いソファーテラス

眺望の開けたデッキに、大きな丸いソファーが３つ置かれています。

無料で利用できますが、時間制限（１０分～２０分）が設けられています。

ちなみに、時間は砂時計で計っていました。

カウンターテラス

見晴らしの良いデッキに、木製の机といすが置かれています。

五木の園

五木の園は、この地域出身の五木ひろしさんがふるさとを愛する心とその功績を讃えて造られた石造りの舞台です。

メヴィウスの輪

五湖テラス付近には、地元出身で東京在住の方々「東京美浜会」より寄贈されたメヴィウスの輪があります。

無限に続くメヴィウスの輪のように二人の愛が永遠に続きますように・・・とのメッセージがこめられているそうです。

美浜テラス

日本海と三方五湖全ての湖を一度に観ることができる展望台です。

山頂公園で一番人気の絶景ポイントです。

美浜テラスには天空の足湯やインフォメーションハウスが設置されています。

天空の足湯

美浜テラスのデッキには天空の足湯とカウンターが設置されています。

足湯に入りながら眺める三方五湖や日本海の絶景は、「クールジャパンアワード2019」に認定さているそうです。

インフォメーションハウス

ガラス張りの建物で、レインボーラインに関係する情報誌やインフォメーションＶＴＲなどが置かれています。

椅子やテーブルが置かれているので、休憩室としても使えます。

若狭テラス

眼下に三方湖や水月湖・菅湖をはじめ丹後半島や若狭湾を望めるテラスです。

二階建て展望台

若狭テラスには、二階建ての展望台が敷設されています。

展望台の２階には、カウンターテラスが設置されています。

かわらけ投げ

若狭テラスでは、願いをか天日で乾燥させた「おさら」に書いて、湖の方向に投げるかわらけ投げが行えます。

「おさら」の料金は１枚100円でした。

投げた「かわらけ」は 、雨が降ると自然に戻る材質だそうです。

茶屋テラス

京都府の丹後半島経ヶ岬～福井県側越前岬まで眺められるテラスです。

和風カフェ「五湖庵」があります。

五湖庵

名物の焼きだんごや抹茶・ぜんざいなどがいただける和風カフェです。

営業時間は、9:30～閉園30分前まで。

まとめ

「レインボーライン」からは、「三方五湖」と日本海を眺望する絶景を眺められます。

特に、山頂公園からの景観は素晴らしいものでした。

訪れた日が、曇り気味だったのが悔やまれます。

出来るだけ晴れた日に訪れることをお勧めします。

自分が訪れた時は、レインボーラインは有料でしたが、2022年9月30日に福井県道路公社が解散し、道路管理が福井県に移管され無料開放されています。

基本情報

所在地

〒919-1126 福井県三方郡美浜町日向

三方五湖有料道路通行時間（閉園30分前までに入場して下さい）

山頂公園 営業時間（閉園30分前に上り最終乗車となります）

三方五湖レインボーライン料金

注意

関連サイト

レインボーライン山頂公園 公式ホームページ

レインボーライン山頂公園　福井県公式観光サイト

写真撮影日

２０２１年１２月