瑠璃寺(京都府舞鶴市)で「吉田の枝垂れ桜」を見てきました。

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京都府舞鶴市に建つ瑠璃寺で、枝垂れ桜を見てきました。

アクセス

「瑠璃寺(るりじ)」には、車で向かいました。

国道175号から県道601号に入ってしばらく進むと「吉田かき組合」の前に花見の臨時駐車場が用意されていました。

駐車場

県道601号沿いに臨時駐車場が用意されています。

土敷きの広い駐車場です。

駐車料金は、「環境保全協力金」として普通車300円、バス2,000円。

最寄り駅・近隣交通機関から

JR「西舞鶴駅」から府道601号を経由して約7.0 km

地図

瑠璃寺

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京都府舞鶴市吉田に建つ「瑠璃寺(るりじ)」は、大渓和尚が1609年(慶長14年)開山したと伝わる曹洞宗のお寺です。

御本尊は薬師如来。

山号は金剛山。

境内には、「吉田の枝垂れ桜」と呼ばれる舞鶴屈指の名桜があります。

「吉田のしだれ桜」は、2本の桜の樹から成り立っていて、古いしだれ桜は樹齢300年以上と伝わり、若いしだれ桜も樹齢100年と言われています。

古い桜の幹の周囲は2メートル半以上、樹の高さは7メートルあります。

「吉田のしだれ桜」は、1580年(天正8年)から19年間、丹後に配流となった都の公卿・中院通勝(なかのいんみちかつ)を慰めるために、当時の田辺城主であり文化人としても知られていた細川幽斎が、京都は吉田山の桜を植えたと伝えられています。

そして周辺を「吉田」と名づけたのだそうです。

「吉田のしだれ桜」は、昭和50年(1977年)に「古木と若木が織りなす開花期の景観のすばらしさ」により、天然記念物として舞鶴市指定文化財に登録されています。

吉田のしだれ桜

県道601号沿いの臨時駐車場から瑠璃寺までは住宅街の道を歩いて2分くらいです。

案内板があるので迷うことはないと思います。

瑠璃寺に到着すると、お寺の石垣の上から地面につきそうなほど長い枝をしだらせた、見事な桜が見えました。

素晴らしい枝ぶりの実に優美な姿の枝垂れ桜です。

しかし、花は散りかけていて見頃を少し過ぎた頃でした。

「吉田の枝垂れ桜」の見頃は、例年3月下旬~4月上旬にかけて。

自分が訪れたのは、4月3日。

おそらく、3~5日程前に満開を迎えたのではないかと思います。

枝垂れ桜は、染井吉野に比べて早い時期に満開を迎えることが多いです。

石段を上がり、参拝をして本堂側から桜を見ました。

本堂は趣のある入母屋造り。

本堂軒先には、お賽銭箱とお寺の説明が書かれたパンフレットが置かれていました。

協力金として些少ながらお賽銭を収めさして頂きました。

 

境内には、3代目の枝垂れ桜が植えられています。

平成15年(2003年)に植樹されたようです。

自分が桜の写真を撮っていると時折、花見客が訪れていました。

ライトアップ

吉田のしだれ桜は、見頃の時期にはライトアップが行われています。

ライトの点灯時間は、例年日没~21時まで。

訪れた日も日没くらいからライトが点灯し桜を照らしていました。

少し散りかけているとはいえ、ライトに照らされ夕闇に浮かび上がるしだれ桜は幽玄で幻想的な雰囲気を漂わせていました。

本当に満開の時期に訪れていればと思います。

日が暮れてからも、何組かの参拝客が桜を見に来ていました。

まとめ

「瑠璃寺(るりじ)」に咲く「吉田の枝垂れ桜」は形の整った素晴らしい枝ぶりの枝垂れ桜です。

残念ながら、今回自分が訪れた時には花の見頃は過ぎていました。

例年「吉田の枝垂れ桜」の見頃は、3月下旬~4月中旬にかけてです。

基本情報

所在地

〒624-0943 京都府舞鶴市吉田170

料金

志納

「環境保全協力金」として駐車料金、普通車300円、バス2,000円

関連サイト

瑠璃寺 吉田のしだれ桜 京都府観光連盟

瑠璃寺 吉田のしだれ桜 舞鶴観光協会

写真撮影日

2023年4月

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