京都府井手町にある万灯呂山で夜景を見てきました。
アクセス
万灯呂山展望台へは「山城多賀駅」方面から車で向かいました。
「山城多賀駅」方面から住宅街の間に通る道を抜け、何度もカーブを描く登山道を数キロ登り「万灯呂山展望台」駐車場に到着。
住宅街の街路も登山道も、普通車一台分ほどの道幅しかない箇所が多いので、対向車には十分注意してください。
駐車場
「万灯呂山展望台」のすぐ真横にあります。
駐車場は舗装されていて、普通車10台ほどは停めらる広さでした。
駐車場の横には、簡易トイレがありました。
最寄り駅・近隣交通機関から
山城多賀駅から4.5 km、車で15分、徒歩60分
地図
万灯呂山(まんとろやま)
京都府井手町にある万灯呂山(標高300m)からは京都市内や奈良方面を望むことができ、山頂には展望台が設置されています。
万灯呂山の名称は、雨乞い神事の際に大峰へたいまつ行列が行われたことに由来するそうです。
平安京と平城京を繋ぐ街道沿いに、古くから人々が豊かな生活基盤を発展させてきた山城盆地を見晴らす眺望は「京都府景観資産」に登録されています。
また展望台から見る夜景は、「新日本三大夜景・夜景100選事務局」が選定する「日本の夜景100選」と「日本夜景遺産事務局」が選定する「日本夜景遺産」に登録されています。
展望台
万灯呂山展望台は、駐車場のすぐ真横にあります。
展望台と名がついていますが、公園のような広々した造りでベンチや東屋が設置され、上下二段の段差が造られています。
園内は手入れが行き届いていて、夜景鑑賞環境も整っていました。
上段にはベンチ・案内板があります。
下段には東屋が置かれ、見晴らしの良い展望広場には芝生が敷かれていました。
夜景
前面180°に、遮るもののない素晴らしい眺望が広がっています。
眼下には、井手町の市街地やそこを流れる木津川。
少しはなれて、京都市中心部や関西学術研究都市。
訪問時には気がつきませんでしたが、よく見ると京都タワーも見えるそうです。
そして彼方には、生駒山系の山々が望めます。
ちなみに付近からは、京都で毎年8月16日に開催される大文字の送り火の「大」の文字以外4つの文字すべてを見ることが出来ます。
そこで毎年8月16日、地元の「万灯呂山の歴史を守る会」が万灯呂山の展望台で、赤い電飾を使って「大」の文字をつくっているそうです。
「大」の字の大きさは高さは15m、横幅は18mにおよぶとのことです。
夏季の万灯呂山展望台は夜間閉鎖されています
7月20日~8月31日の期間は、平日は午後5時、土曜・日曜は午後10時から展望台が閉鎖とされています。
まとめ
万灯呂山展望台は、芝生敷きの開放感がある広々とした夜景観賞スポットです。
京都市や木津川をはじめ奈良市方面まで眺望できるパノラマ景観は近畿地方でも屈指ではないかと思います。
駐車場までの道が狭いので、車で来られる方は注意が必要です。
展望台は駐車場の真横にありますが、街灯はなかったので一応懐中電灯を持って行った方がよいかもしれません。
基本情報
所在地
〒610-0302 京都府綴喜郡井手町多賀大峰
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2020年