御岳渓谷で紅葉を見て来ました

スポンサーリンク

東京都にあって「日本の名水100選」にも選ばれている清流が流れる「御岳渓谷」で、紅葉を見て来ました。

御岳渓谷への交通アクセス

訪問日は電車で「御嶽駅」まで行き、「御岳渓谷遊歩道」を散策しました。

「関東の駅百景」に選出された駅舎を持つ「御嶽駅」を出て、道路を渡ってすぐの場所にある中華料理屋「東峯園」の横に御岳渓谷遊歩道の入口があります。

入口から階段を降りて「御岳橋」をくぐりつつ遊歩道へ降りました。

御嶽駅

駐車場

JR「御嶽駅」から徒歩約3分程の場所にある「青梅市御岳交流センター」に有料駐車場があります。

利用料金

1回500円

収容台数

16台
利用時間

7時~19時まで

(12月1日〜2月末日は9時〜17時まで※料金無料)
※車椅子対応の駐車場をご利用の際は、事前に連絡してください。

住所
東京都青梅市御岳本町362-8
電話番号
0428-79-0720

「青梅市御岳交流センター」では物産の販売や観光客の荷物の一時預かりなどもおこなっています。

近隣交通機関から

JR「御嶽駅」から道路を渡ってすぐの場所にある中華料理屋「東峯園」の横にある階段を降ります。

地図

御岳渓谷

スポンサーリンク

「御岳渓谷」は関東山地を侵食して出来た渓谷で、東京都青梅市を流れる多摩川にあります。

清流として知られ、「日本の名水100選」にも選ばれています。

両岸に遊歩道が整備されていて、新緑や紅葉など四季折々の渓谷美が楽しめます。

遊歩道の長さはJR青梅線「御嶽駅」近くの「御岳橋」から、「沢井駅」南にある「楓(かえで)橋」まで約4キロメートルです。

また、渓谷周辺には「玉堂美術館」、「櫛かんざし美術館」、「澤乃井園」などの観光スポットがあります。

訪問日はJR青梅線「御嶽駅」を起点に、「御岳渓谷遊歩道」左岸を歩いて「沢井駅」近くの「澤乃井園」まで行き「楓橋」をわたり「寒山寺」に参拝して右岸で折り返しました。

御岳渓谷遊歩道左岸

紅葉はちょうど見頃で、楓や銀杏をはじめとする木々が赤や黄色に色づいていました。

「日本の名水100選」に選ばれる清流の中に、巨岩が点在する光景も御岳渓谷で見られる景観の特徴です。

ほぼ平坦な遊歩道は歩きやすく、道端も草払いされていて良好な環境で渓谷美を堪能しつつ散策することが出来ました。

また左岸の遊歩道にはトイレや自販機、休憩所なども設置されていたので自分のペースで自然を楽しむことが出来ました。

「御岳小橋」、「鵜の瀬橋」、「澤乃井園」をへて「楓橋」に到着。

御岳小橋

鵜の瀬橋

モミジの背後に見えるのが「鵜の瀬橋」

澤乃井園

多摩川のほとりに広がる澤乃井園は清酒澤乃井の醸造元・小澤酒造の庭園です。

園内には売店や食事処があり、澤乃井の酒、わさび漬け、酒まんじゅう、などのお土産の購入や飲食を行うことが出来ます。

「澤乃井園」には北原白秋の歌碑があります。

(西多摩の山の酒屋の鉾杉は三もと五もと青き鉾杉)

楓橋

「 寒山寺」から見た「楓橋」

「 寒山寺」に参拝し、右岸を歩いて「御嶽駅」方面に帰りました。

寒山寺門前

御岳渓谷遊歩道右岸

「寒山寺」に参拝した後右岸を通って帰りましたが、土砂の流出などで道が荒れて通行止めになっている所も多かったです。

通れない箇所は、遊歩道沿いの県道45号を歩きました。

自然豊かな遊歩道は歩いていて楽しかったですがトイレや休憩所の数なども含め、道の整備は左岸の方が行き届いていました。

紅葉している樹の数も左岸の方が多く、紅葉を見るなら左岸を歩く方がよいでしょう。

自然探勝の散策ならば、右岸でも大丈夫です。

追記(2019年台風19号の被害について)

2019年10月12日に来襲した台風19号により、御岳渓谷も大きな被害を受けました。

猛烈な雨による増水で、水面より8m以上のところにかかる御岳小橋が流されたそうです。

被害の詳細はわかりませんが、紅葉観賞や散策に行かれる方は一応下調べをしてから訪れた方がいいと思います。

寒山寺

「寒山寺」は「澤乃井園」近くの「楓橋」を渡ってすぐの場所にあります。

御岳渓谷の「寒山寺」は、中国の蘇州にある「寒山寺」にちなんでいます。

鐘楼

(書道の研究のため)書家の田口米舫氏が訪中し、明治18(1885年)に中国の姑蘇城外の「寒山寺」を訪れた際、主僧の祖信師より釈迦仏木像を託されました。

そして帰国後、昭和5(1930)年に清酒澤乃井醸造の元当主、小澤太平氏の協力によって御岳渓谷に「寒山寺」が建立されました。

御岳渓谷にある玉堂美術館では銀杏の紅葉が見られます。

「玉堂美術館」は「御嶽駅」を出て、御岳橋をわたり10分程歩いた場所にあります。

「玉堂美術館」は日本画の巨匠、川合玉堂氏が昭和19年(1944年)から昭和32年(1957年)までの晩年を青梅市御岳で過ごしたのを記念して開館した個人美術館です。

川合玉堂氏の作品が展示されているほか、本格的な枯山水庭園も見ることが出来ます。

また美術館の前には、紅葉の綺麗な大きな銀杏があります。

御岳渓谷のライトアップ

例年「御岳渓谷」では紅葉の見頃に「みたけ渓谷秋色まつり」を行っています。(2018年で第12回)

その期間中に、渓谷の一部と「玉堂美術館」の前にある大銀杏がライトアップされます。

2019年のライトアップ

2019年11月9日(土)~2019年11月24日(日)

2019年10月12日に来襲した台風19号により、御岳渓谷も大きな被害を受けました。

一時はライトアップの開催も危ぶまれましたが、規模を若干縮小して予定通りライトアップを実施するようです。

まとめ

JR青梅線の「御嶽駅」から歩いて数分で訪れることの出来る御岳渓谷は、首都圏からも気軽に行けて雄大な自然に触れられる場所です。

秋に色付く木々も多く、遊歩道から清流と紅葉の両方を楽しむことが出来ます。

「玉堂美術館」、「櫛かんざし美術館」、「澤乃井園」など、立ち寄りスポットも多いので秋の行楽にはぴったりな場所ではないでしょうか。

こちらの記事も書いています

広徳寺 (あきる野市)の大銀杏 ~境内に広がる金色の絨毯~

水元公園 メタセコイアの紅葉 ~レンガ色の古代林~

基本情報

所在地

〒198-0174 東京都青梅市御岳

交通アクセス

JR「御嶽駅」から道路を渡ってすぐ

料金

無料

関連サイト

紅葉特集! | おうめ観光ガイド – 青梅市観光協会

御岳渓谷~吉野梅郷もみじ大爆発エリア

写真撮影日

2018年11月

スポンサーリンク