新松か井の水公園(兵庫県多可町)~復活した名水~

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兵庫県多可町にある「松か井の水公園」に行ってきました。

アクセス

「新松か井の水公園」には車で向かいました。

「新松か井の水公園」は県道8号加美宍粟線沿いに整備されています。

駐車場

県道8号沿いの「新松か井の水公園」に駐車場が整備されています。

駐車場 18 台

最寄り駅・近隣交通機関から

JR「寺前駅」から県道8号を経由して約14.0 km

JR「新野駅」から県道8号を経由して約14.0 km

地図

松か井の水(まつかいのみず)

「松か井の水」は、室町時代末期に播磨の国を領有していた赤松義村が定めた「播磨十水」に選ばれた名水です。

かつて、峠越えの旅人が行きだおれになったところ、この水を飲めば回復したといういいつたえがあります。

この名水は、昭和32年(1957年)林道工事の際、土砂で泉が埋まり所在が分からなくなり幻の名水となっていました。

しかし、昭和62年( 1987年)の治山工事によって湧水が出ていることが発見されたのを受け、地元が古文書などの調査と現地確認を行い、30年ぶりに名水がよみがえりました。

昭和63年(1988年)、街と地元・奥荒田地区は協力して「松か井の水」の周辺整備を行います。

一方、高坂トンネル工事の際に発見された湧き水は、より利用しやすいようにと県が平成13年(2001年)に「新松か井の水公園」として整備しました。

「松か井の水」の湧水量は約30トン/日。

「松か井の水」は、「平成の名水百選」、「東はりま加古川水の新百景」に選定されています。

新松か井の水公園

「新松か井の水公園」は、県道8号線新道の高坂トンネル工事の際に発見された湧き水を引き込み、水汲み場として平成13年(2001年)に整備されました。

数か所の水くみ場があり、自由に水を汲むことが出来ます。

訪れた日は、盛況でほとんどすべての水くみ場がひっきりなしに使われていました。

「新松か井の水公園」には、近郷近在から多くの人が訪れているそうです。

周辺は良く清掃されていて環境は良好に保たれていました。

まとめ

「松か井の水」は、古くは「播磨十水」に定められ、現在は「平成の名水百選」、「東はりま加古川水の新百景」に選定されている名水です。

平成13年(2001年)には、無料で湧水を汲むことが出来る「新松か井の水公園」が整備されました。

「新松か井の水公園」は、駐車場と水がくめる場所が近い利便性の高い水くみ場になっています。

基本情報

所在地

〒679-1215 兵庫県多可郡多可町加美区奥荒田

料金

無料

関連サイト

兵庫県/多可郡多可町 松か井の水

松か井の水 北はりま田園空間博物館

写真撮影日

2022年9月

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