住雲寺(大山町)~山陰随一の藤の名所~

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山陰有数の藤の名所として有名な住雲寺に行ってきました。

アクセス

住雲寺へは車で、米子方面から国道9号を走って向かいました。

米子方面から鳥取方面に向けて海沿いの国道9号を東に走り、大山町富永の信号機付近で右折して県道36号に入ります。

県道36号を900m程進み左折。

しばらく行くと住雲寺が見えてきます。

駐車場

お寺の北側にアスファルト舗装された大きな駐車場があります。

駐車場からも境内に上がることが出来ます。

駐車料金は無料。

駐車台数は普通車100台。

最寄り駅・近隣交通機関から

JR「名和駅」から国道9号 と 県道277号 経由して約2.5 km。

地図

住雲寺

住雲寺は、鳥取県西伯郡大山町古御堂に建つ曹洞宗の古刹です。

暦応2年(1339年) 3月に亡くなった古御堂の鍋倉長者五郎太夫兼光という人物の子供・兼定が、父の死後の幸福を願い、建てたものだと伝えられています。

御本尊は聖観世音菩薩。

山号は「仏通山」。

境内正面

住雲寺は、この地にゆかりがある武将で、「三木一草」と称された伯耆守「名和長年」が活躍した鎌倉時代・建武元年(1334年)にできたと伝えられています。

今から約670年前のことです。

本堂

創建当時の建物は、天明6年(1786年)の火事で焼失。

現在の建物は、寛政3年(1791年)に新しく建てなおされたものだそうです。

境内には自動販売機やトイレがありました。

「ふじ寺」の六尺藤

藤の名所として知られ、別名「ふじ寺」と呼ばれる住雲寺の境内には全部で4本のフジの大木があります。

フジの品種は、花の房が六尺(1.8m)まで垂れ下がる「六尺フジ」。

これは日本にも数カ所しか存在しない貴重なものだそうです。

住雲寺(大山町)

淡い紫の花々が垂れ下がる藤棚は、本堂横に広がっています。

広々とした藤棚では、ゆとりをもって藤を鑑賞できます。

藤棚の下に行くと、藤の花特有の甘いやさしい香りが薫っていました。

花の蜜にひかれたクマ蜂もたくさん飛び回っています。

クマ蜂はミツバチに比べて体も羽音も大きいですが、非常におとなしい性質で人をさすことはほとんどありません。

ちなみに藤の花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」などだそうです。

藤棚の下に置かれたベンチに座って藤を鑑賞することもできます。

藤棚の隣には、日当たりが良い芝生の広場が広がっていました。

藤まつりと藤のライトアップ

住雲寺では例年、ゴールデンウィーク期間中に「藤まつり」が開催されています。

期間中は、お茶席が設けられ、大正琴の演奏や特産品の販売などが行われます。

また藤の花の見ごろの期間中は、夕刻から22時頃まで藤の花のライトアップが行われています。

令和5年(2023年)「藤まつり」
開催日  5/3(水・祝)〜4(木・祝)
時間  10:00~15:00

2021年に開催の予定だった【藤まつり】は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、中止となりました。

2020年は新型コロナウィルス感染症防止対策のため、【藤まつり】は中止になりました。

まとめ

山陰随一の藤の名所と言われる住雲寺では、開放感のある藤棚の下で端麗優美な「六尺フジ」を鑑賞できます。

花の見頃だけあって参拝者は多かったですが、藤棚が広々としているおかげで混雑はせず余裕をもって藤を鑑賞出来ました。

また、ときおり吹く海風が爽やかで気持ちよかったです。

住雲寺(大山町)

花の盛りは例年、5月上旬から中旬にかけて。

参考にしかなりませんが自分が参拝したのは5月8日、藤の花は、ちょうど満開で見頃でした。

基本情報

所在地

〒689-3222鳥取県西伯郡大山町古御堂513

料金

無料

お問い合わせ先

電話 0859-54-3327

関連サイト

住雲寺(藤寺の藤まつり) – 神々のふるさと山陰

住雲寺(じゅううんじ) | 鳥取大山観光ガイド

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