高源寺(丹波市) ~名刹を彩る天目カエデの紅葉~

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丹波紅葉三山の一つに数えられる名刹、高源寺を訪ねました。

アクセス

高源寺には、車で向かいました。

国道427号に出ている案内看板から高源寺に向かうやや細い脇道に入り、数分で高源寺門前の駐車場に到着。

駐車場

駐車料金は無料でした。

第1駐車場

高源寺の門前に、第1駐車場があります。

近くに入山受付所がありました。

第2駐車場

第1駐車場から、少し下った場所に第2駐車場があります。

第2駐車場の近くには、トイレがあります。

第3駐車場

国道427号沿いに、第3駐車場がありますがバス用駐車場のようです。

最寄駅・近隣交通機関から

(電車) JR福知山線「柏原駅」下車~神姫バス「大名草」行き(約50分)→「桧倉」下車→徒歩(約10分)

(車) 北近畿豊岡自動車道(青垣インター)より車で約10分

下夜久野駅から府道526号 と 国道429号を経由して約19.5 km

柏原駅から北近畿豊岡自動車道/国道483号を経由して20.8 km

地図

西天目瑞厳山 高源寺

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高源寺は、1325年(鎌倉時代)に遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師によって開創された、臨済宗中峰派(りんざいしゅうちゅうほうは)の本山です。

御本尊は「釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)」

山号は瑞巌山。

高源寺号は1326年に後醍醐天皇よりおくられました。

戦国時代、織田信長の丹波攻略で建物を焼失しましたが、その後、天岩明啓(てんがんめいけい)禅師や弘巌玄猊(こうがんげんげい)禅師の尽力。

また柏原藩の援助もあり再建され現在に至っています。

美しい天目楓が有名で、丹波紅葉三山の一つに数えられています。

「高源寺」の紅葉

入山料300円を払い惣門に向かいます。

紅葉シーズンの始まりを告げる山開きは、訪問日の数日前。

紅葉狩りには少し早いかと思いましたが参道の楓はあざやかで、若干緑は混じるものの見頃を迎えつつありました。

高源寺の紅葉

高源寺の楓は、開山である遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師が中国杭州の天目山より種を持ち帰り植えたことから天目楓と呼ばれています。

天目楓は、葉が小さく切れ目が深く枝が垂れ下がるのが特徴だそうです。

高源寺の紅葉

山門

参道を歩き、石段を上がると重厚な山門がたっています。

仏殿

山門をくぐると天満宮がお祀りされ、正面には入母屋造りの仏殿が建っています。

仏殿の東西には、戦没者慰霊碑のある広場と心字池のある庭園が広がっていました。

広場

心字池

心字池を形造る、時を経て苔むした石組は、緑の鮮やかさを見せると同時に枯淡の趣を醸しています。

紅葉、多宝塔と並ぶこのお寺の見所でしょう。

方丈 鐘楼

仏殿から北にあがると方丈。方丈の東には鐘楼があります。

多宝塔

鐘楼から少しの場所に橋が架かり、橋を渡ると多宝塔に参拝できました。

多宝塔に参拝したあと散策道を通り惣門の方へ戻ります。

今回の散策では、紅葉につつまれた名刹で丹波に訪れた秋を満喫することが出来ました。

 まとめ

高源寺では、ボリュームのある天目カエデの紅葉が観賞できます。

特に惣門から山門へ向かう参道の紅葉は見事でした。

境内全体に落ち着いた雰囲気のただよう名刹で、心字池や多宝塔など紅葉以外の見所も多いです。

紅葉の最盛期には、ライトアップが行われています。

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基本情報

所在地

〒669-3821 兵庫県丹波市青垣町桧倉514

料金

入山料 大人300円 小・中学生100円 小学生以下 無料

入山時間

入山時間は午前8時~午後4時30分(10月~3月 午前8時30分~午後4時30分)閉門は午後5時

納経所受付時間

4月~10月 午前9:00~午後4:30、11月~3月 午前9:30~午後4:30

お問い合わせ

電話番号 0795-87-5081

関連サイト

高源寺|天目かえで・紅葉

写真撮影日

2015年11月

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