鳥取県鳥取市用瀬町にある 赤波川おう穴群 に行ってきました。
「赤波川おう穴群」では、花崗岩の河床に形成された様々な種類の甌穴を連続して見られます。
実際に訪れた感想を交えて、「赤波川おう穴群」の見所やアクセス・駐車場の状況などをレポートします。
赤波川おう穴群 アクセス
車で国道482号を走り、県道40号を経由して赤波川おう穴群に向かいました。
JR「鷹狩駅」から国道482号に入ります。
国道482号を1キロちょっと進み、右折して県道40号へ。
県道40号を道なりに約4キロで甌穴群の入り口に到着します。
入り口には、甌穴群の案内板が設置されていました。
最寄駅・近隣交通機関から
「鷹狩駅」から国道482号/県道40号経由で5.7 キロ。
鳥取自動車道「用瀬IC」から県道49号/国道482号/県道40号経由で約6.8 キロ。
JR「鳥取駅」から国道53号 経由で約23.0 キロ。
駐車場
渓谷入り口の出会い橋から数百m入った場所にある植樹広場に、普通車数台分の駐車スペースがありました。
地図
赤波川おう穴群
「赤波川(あがなみがわ)」は、鳥取県を流れる一級河川「千代川(せんだいがわ)」に注ぐ流長15.3kmの河川です。
赤波川の上流には、太古に形成された花崗岩が広く広がっており、その花崗岩が赤波川に侵食されてできた「赤波川渓谷」が形作られています。
「赤波川渓谷」は、河床の花崗岩のくぼみに引っかかった礫が、水の流れで転がりながら削られてできた甌穴をたくさん見られる場所です。
これら「かめ穴」または「ポットホール」などとも呼ばれる甌穴は、約1200メートルの流域にわたり存在し、その数は30以上にのぼります。
これらの「おう穴群」は「赤波川おう穴群」と呼ばれ、平成25年に鳥取県の文化財(天然記念物)に指定されました。
基本情報
| 名称 | 赤波川おう穴群 |
| 所在地 | 〒689-1215 鳥取県鳥取市用瀬町赤波 |
| 定休日 | |
| 営業時間 | |
| 料金 | 無料 |
| お問い合わせ | 鳥取市用瀬町総合支所 地域振興課 (0858-87-2111) |
| 公式サイト | 赤波川渓谷甌穴群|鳥取市 |
レビュー・レポート
甌穴の続く渓流の手前には、案内板に「幻の滝」と書かれていた滝が流れていました。
滝の名前から想像すると、水量が多いときのみ見られる滝なのではないかと思います。
赤波川渓谷に訪れた日は2019年2月。
雪解け水が豊富な時期だったおかげか、勢いよく流れる滝を見ることが出来ました。
案内板から数百メートル進むと標識があり、そのあたりから「滝つぼ型」・「釣瓶型」・「溝穴型」など実に様々な種類の甌穴を見ることができます。
訪れた日は雪解けで水量がふえ、迫力がある渓谷の風景と多様な甌穴のコラボレーションが見られると思いきや、水が多すぎてどこに甌穴があるのかわからなくなっている場所もちらほらありました。
よく考えたら、 河床近くにできる甌穴を水が多い日に見られるはずがないんですが…
うっかりしてました。
甌穴を鑑賞に訪れる場合は、水の流れが穏やかな日の方がいいのではないかと思います。
ひとつ救いだったのは、渓谷沿いには解説版がたっていて、そこでどのような甌穴が見られるかを簡単に説明してくれているので見所の甌穴を(いちおう)見逃さずにすんだことです。
赤波川の甌穴の特徴として、河床よりかなり高い位置にも甌穴が見られる点が挙げられ、形成時期が異なるものである可能性も考えられているそうです。
これは、かなりめずらしいおう穴だと思います。
見れてよかった。
かろうじて釜穴型おう穴の上部が見えました。
渓谷の上流には鳥取環境大学の水質研究チーム調査により鳥取県名水48選に選ばれた超軟水の名水が湧き出ています。
殺菌はしていないので、煮沸して飲用するべきことが注意書きされていました。
渓流散策の注意点
渓流沿いには舗装路が敷かれ、車から甌穴を見ることもできますが道路の道幅は車一台分ほどです。
対向車がある場合は、バックして離合場所まで戻らなければいけない場所もいくつかあります。
渓谷入り口の出会い橋から数百m入った場所にある植樹広場に、普通車数台分の駐車スペースがあるので、そこに車を止めて歩いたほうがスムーズに散策することが出来るのではないかと思います。
赤波川おう穴群 まとめ
赤波川渓谷は、様々な形の甌穴が続く渓流で、変化に富んだ景観を楽しめます。
自分は雪解けで水量の多い時期に訪れ、「幻の滝」を見ることができましたが、いくつかの甌穴は見づらい状態でした。
甌穴をじっくり観賞したいなら、水の流れが穏やかな日に訪れるのがおすすめです。
関連情報
関連サイト
用瀬町 赤波川渓谷甌穴群について – 鳥取市公式ウェブサイト
写真撮影日
2019年2月
これまでに訪れた鳥取県の散策地
地蔵滝の泉(鳥取県西伯郡伯耆町)~霊峰・大山の中腹に湧き出る名水~