養老天命反転地(岐阜県養老町)に行ってきました。

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岐阜県養老町の養老公園内にある養老天命反転地に行ってきました。

アクセス

「養老天命反転地」には、車で大垣養老公園線、県道96号を経由して向かいました。

県道96号を走り、養老公園内の駐車場に到着。

駐車場

養老公園内には、よく整備された広めの駐車場が点在しています。

公園管理駐車場は駐車料金無料です。

公園管理駐車場の営業時間は9:00~17:00。

「養老の滝入口駐車場」のみ休園日も開放されています。(年末年始のみ閉鎖)

養老公園内にある「養老の滝駐車場」は有料となっています。

最寄り駅・近隣交通機関から

養老鉄道養老線「養老駅」から約1キロ。

地図

養老天命反転地

「養老天命反転地」は、岐阜県養老町の養老公園内にある施設です。

日本の美術家である荒川修作氏とアメリカの詩人・美術家であるマドリン・ギンズ氏による構想を実現した体験型アート作品です。

開園は1995年。

水平・垂直を排除したフィールド内には、真っ直ぐに歩くこともままならない不安定な場所が多く、人間に眠っている本能や五感をもう一度目覚めさせて、もうひとつの新しい自分を作る、ということがテーマになっています。

養老天命反転地の景観

チケットを買って入園。

料金は大人770円。(2022年11月時点)

入り口近くのミュージアムショップには、オリジナルグッズや関連商品などが売られています。

またコインロッカーやヘルメット・運動靴の貸し出しも行われています。

「養老天命反転地」には、窪地や滑りやすい斜面があるので運動に適さない靴で訪れた方は此処で靴を借りた方がよいでしょう。

養老天命反転地記念館

まず、「養老天命反転地記念館」に入り、その後、園内を周遊しました。

「養老天命反転地記念館」は、カラフルな外壁が特徴的な長方形の建物です。

荒川修作・マドリン・ギンズの両氏が設計し、1997年に完成しました。

外壁の色は24色あるそうです。

外壁の色は内部にも反映され、不思議な空間が作り出されています。

内部には迷路のような起伏があり、天井にも対になったデザインの起伏があります。

最近は面白い写真が撮れる場所としてSNSなどで人気だそうです。

自分の写真には、天井のデザインがあまり写っていません。

もっと広角で写真を撮るべきでした。

昆虫山脈

養老天命反転地記念館の南には昆虫山脈と名付けられた作品があります。

大きな石が山のように積み上げられていて、頂上には手押しポンプの井戸があります。

ポンプを押すときちんと水が出ます。

不死門

「養老天命反転地」の文字が刻印されたオブジェに無造作に竹が植えられています。

この不死門が「養老天命反転地」の正式な玄関にあたるそうです。

既存の「門」のデザインとは、かけ離れていますが「不死門」は、何度でも何通りにも自由に出入りができるということです。

極限で似るものの家

複雑な形の建物で、中は迷路のようになっています。

特徴的な形をした屋根は、岐阜県の形をしています。

楕円形フィールド

すり鉢状のフィールドの中には木々が植えてあり、パヴィリオンと呼ばれる建造物が配してあります。

「養老天命反転地」を代表する不思議な空間です。

楕円形フィールドの中には大きさの異なる5つの日本地図があるそうです。

また、フィールドの中には世界中の都市の断片が描かれています。

楕円形フィールドの端からは、濃尾平野が見渡せます。

精緻の棟

精緻の棟は、楕円形フィールドの端にあります。

宿命の家

すり鉢状のフィールドの中ほどにある迷路のようなパヴィリオンです。

白昼の混乱地帯

斜面にいくつものソファーが置いてあります。

どのソファーも斜めになっていたりして不安定で座る事が難しいです。

地霊

中には真っ暗な迷路が造られています。

感覚を頼りに進んでいくと光のさす場所があります。

見上げると日本地図が見えました。

もののあわれ変容器

これまた奇妙な建物です。

平坦に見えますが、中は微妙な傾斜を持っていて平衡感覚に違和感を感じます。

想像のへそ

少し傾斜が急なので足元には注意した方がよいでしょう。

陥入膜の径

傾いた壁で仕切られた細い通路がパヴィリオンを形造っています。

まとめ

養老天命反転地は、美術家の荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏により造られた体験型の現代芸術作品です。

起伏にとんだ不可思議な空間が特徴で、此処でしかできない体験が得られる公園です。

また、公園上部からの眺めがよく、濃尾平野を展望できます。

窪地や斜面が多い公園なので、動きやすい服装で訪れることをお勧めします。

公園では、コインロッカーやヘルメット・運動靴の貸し出しが行われています。

基本情報

所在地

〒503-1267 岐阜県養老郡養老町高林1298−2 養老公園内

料金

(2022年11月時点)

個人 団体
大人 770円 530円
高校生 510円 380円
小中学生 310円 210円
コインロッカー100円
  • ※団体割引は、20名以上です。
  • ※小学生未満の乳幼児は無料。
  • ※障がい者手帳等お持ちの方および介助者1名は無料。入場の際、係員に提示してください。
  • ※小中学生・高校生のみの入場はできません。

休園日

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)

※養老公園は、荒天時に臨時閉園することがあります。

※桜や紅葉のシーズン、お盆などには臨時開園することがあります。

開園時間

午前9:00~午後5:00

お問い合わせ

(養老公園事務所)0584-32-0501

関連サイト

養老天命反転地|施設案内|養老公園(岐阜県)

養老天命反転地|観光スポット – 岐阜県観光連盟

写真撮影日

2020年2月

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