養老渓谷【千葉県大多喜町】で粟又の滝と小沢又の滝を見てきました。

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千葉県大多喜町にある「養老渓谷」で滝を観てきました。

アクセス

「養老渓谷」には電車とバスで向かいました。

JR内房線「五井駅」から「小湊鉄道」に乗り換え「養老渓谷駅」で下車。

「養老渓谷駅」から「小湊バス」の「粟又行き」に乗り「粟又の滝」で降車します。

駐車場

「粟又の滝」まで徒歩約10分の場所に、有料の粟又駐車場(町営)があります。

大型車3台、普通車37台が駐車できます。

 所在地 千葉県夷隅郡大多喜町粟又157
お問い合わせ TEL.0470-85-0243
大型バス(全長12m未満) 2,000円
中型バス(全長9m未満) 1,500円
マイクロバス(全長7m未満 1,500円
普通車・軽自動車 500円

最寄り駅・近隣交通機関から

  • 小湊鉄道「養老渓谷駅」から清澄養老ライン/県道81号と県道178号を経由して約6.9 km
  • 小湊鐵道・いすみ鉄道「上総中野駅」から国道465号と県道178号を経由して約6.9 km

地図

養老渓谷

房総半島にある「養老渓谷」は、千葉県大多喜町から市川市を流れる養老川によって形成された上総丘陵(房総丘陵)の侵食谷です。

「養老渓谷」の周囲は千葉県立養老渓谷奥清澄自然公園に指定されています。

2007年(平成19年)に、「日本の地質百選選定委員会」によって「養老渓谷・黒滝不整合」として日本の地質百選に選定されています。

養老渓谷には「粟又の滝自然遊歩道」が敷かれ、千葉県屈指の名瀑「粟又の滝」をはじめ大小様々な滝群や幻の滝と呼ばれた「小沢又の滝」などを見ることが出来ます。

注意

2022年9月時点では、2019年の台風15号の影響により、養老渓谷遊歩道の一部が通行できない状況になっています。

訪れる際は、事前確認を推奨します。

関連サイト

養老渓谷遊歩道通行止めのお知らせ

粟又の滝自然遊歩道

訪れた日は、「粟又の滝自然遊歩道」を歩いて滝めぐりをしました。

「粟叉の滝自然遊歩道」は、「粟叉の滝」から「水月寺」付近の下流までの養老川沿いに設けられた遊歩道です。

距離は約2kmあります。

まず最初に目にするのは、遊歩道の名にもなっている「粟又の滝」です。

「粟又の滝」は、落差は約30m、幅は約30m、延長は約100mあります。

100mに渡り滑らかな岩肌を流れ落ちる「粟又の滝」は、房総屈指の名瀑と言われています。

千葉県には、日本の滝百選に選出されている滝はありませんが、自分は最近まで「粟又の滝」は日本の滝百選の一つだと思っていました。

注意

訪れた時(2009年)は、観光客の人たちが滝滑りをしたり滝を登ったりと、思いおもいに楽しんでいましたが、現在(2022年)は、「粟又の滝」は遊泳禁止になっています。

また、「粟又の滝」河川敷は火気厳禁(BBQ禁止)です。

小沢又の「水月寺」がある下流まで続く遊歩道からは、「粟又の滝」以外にも幾つかの滝を観ることが出来ます。

養老川には、黒い薄羽と光沢のある緑の胴体をもった「ハグロトンボ」がヒラヒラと飛んでいました。

黒と緑のメリハリのきいた色を持つトンボが川を舞う光景は、どこか幻想的に見えました。

これは、「千代(ちよ)の滝」でしょうか。

ちょっと自信がありません。

「千代の滝」ならば、落差は約8mです。

万代(ばんだい)の滝

「万代の滝」の落差は約10m。

昇龍の滝

「昇龍の滝」は落差約20mの段瀑です。

見返の滝

「見返の滝」は、落差約4m緩やかな滝です。

小沢又の滝

遊歩道から石段を登った先に「小沢又の滝」があります。

1986年に発見された「小沢又の滝」は、幻の滝と呼ばれ、かつては地元の一部の人にしか知られていない滝でした。

現在は、食事処の「ガーデン 滝の郷」を運営されている「小林守さん」が見学コースを開いてくれたおかげで、一般の人も気軽にみられるようになっています。

茶屋で環境整備料金100円(環境整備料金は200円になっています。)を払うと、沢に造られた観瀑所から間近で「小沢又の滝」を眺めることが出来ます。

関連サイト

【公式】養老渓谷 幻の滝 (@maboroshinotaki) / Twitter

注意

2022年9月時点では、2019年の台風15号の影響により「小沢又の滝」は見学できなくなっているようです。

沢におりる階段と観瀑所は、ここを管理している茶屋の方の自作とのことです。

こちらとしては、ありがたいお値段ですが、採算は取れているのでしょうか。

観瀑所では大きな滝つぼのある水量の多い滝と、一筋の糸の様に穏やかに落ちる直瀑の滝を観られます。

趣の違った二つの滝を、間近で観瀑できるなかなかの景勝地です。

粟又の滝のライトアップ

(2022年時点)

養老渓谷にある「粟又の滝」では、夜間にライトアップが行われています。

滝の上下にLED照明を当て、季節ごとに照明の色が変えられています。

ライトアップが行われているのは、金~日曜日、祝日の前日、祝日。

ライトアップの時間は、日没時間帯から午後9時まで。

まとめ

養老渓谷の「粟又の滝自然遊歩道」では、豊かな自然が造る渓流の風景と大小さまざまな滝の観賞が行えます。

特に新緑と紅葉の時期の「養老渓谷の景観」は絶景です。

自分は、まだ見たことはありませんが、最近では「粟又の滝」にて夜間にライトアップが行われています。

基本情報

所在地

〒298-0277 千葉県夷隅郡大多喜町粟又

料金

無料

お問い合わせ

大多喜町観光協会

0470-80-1146

関連サイト

観光情報 – 大多喜町公式ホームページ

大多喜町観光協会

写真撮影日

2009年8月

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