四季折々様々な景観が見られる、「国営武蔵丘陵森林公園」に行ってきました。
アクセス
「国営武蔵丘陵森林公園」にはJR高崎線「熊谷駅」からバスで向かいます。
熊谷駅北口から国際十王交通 「熊谷駅-東松山駅 ・東松山駅〔東口〕行」に乗り「森林公園北口入口」で下車。
「国営武蔵丘陵森林公園」に向かいます。
(2021年時点で、バスの運賃は310円。)
駐車場
料金は2021年時点
大型車 | 普通車 | 二輪車 | 身障者用 | |
料金 | 1,650円 | 650円 | 250円 | 手帳提示により免除 |
駐車台数 | 南口:10台 中央口:5台 西口:11台 北口:11台 |
南口:543台 中央口:261台 西口:579台 北口:260台 |
南口:26台 中央口:5台 西口:10台 北口:15台 |
南口:6台 中央口:5台 西口:5台 北口:3台 |
- 大型車は車体総重量8t以上、最大積載量5t以上、または乗車定員が30名以上に適用されます。
- 運転者または同乗者が身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を提示した場合、駐車料金が無料になります。(同乗者が11名以上の場合、2名の方の手帳の提示が必要です。)
- 年間パスポートを提示いただくと、普通車は500円、二輪車は200円になります。
- 駐車場の再入場は当日に限り無料です。移動の際はレシートを提示してください。
最寄り駅・近隣交通機関から
- 東武鉄道東上本線「森林公園駅」から県道47号を経由して約4.4 km(森林公園南口まで)
- JR高崎線「熊谷駅」から国道407号を経由して約6.1 km(森林公園北口まで)
- JR高崎線「上熊谷駅」から国道407号を経由して約5.5 km(森林公園北口まで)
地図
国営武蔵丘陵森林公園
「国営武蔵丘陵森林公園」は埼玉県の比企北丘陵にある国営公園です。
国による明治百年記念事業の一環として開設され、1974年7月22日に全国初の国営公園として開園しました。
雑木林を中心に、池沼・湿地・草地など、多様な環境を有する公園の面積は東京ドームの65倍。
約304ヘクタールもの広さを持ちます。
梅や桜の他、一万本の山百合の自生地・日本庭園など、四季折々の風景を見ることが出来る場所です。
アスレチックやマラソンコース、サイクリングコースなどの、体を動かして楽しむ施設も充実しています。
武蔵丘陵森林公園の景観
広い園内を周るため、公園中央入口でレンタサイクルを借りて園内を散策。
訪れた日に見頃を迎えていたのは、運動広場のコキアと、庭園樹園の下地をカラフルな葉で彩るコリウス。
まずは、これらの景観を見るため自転車を走らせました。
コキア
コキアは、運動広場の花畑で見られます。
和名は「ほうき草」。
見頃は、夏から秋です。
8月頃には鮮やかな緑、10月下旬には赤く紅葉します。
コリウス
コリウスが見らえるのは、庭園樹園。
しそ科の植物で、和名は「錦紫蘇」もしくは「金襴紫蘇」。
コリウスとは、ラテン語で「鞘」という意味です。
これは、花序が刀の鞘に似ていることによります。
カラフルな葉を持つコリウスが、森の下地を彩っているファンタジックな景観は、童話に出てくる一場面のようでした。
見晴らしポイント
もともと丘陵を公園としているので、園内には見晴らしの良いポイントが数か所あります。
快適なサイクリングコース
園内のサイクリングコースは、全長約17キロ。
かなりの距離を自転車で移動しましたが、この公園でのサイクリングは非常に快適でした。
訪問日は、園内を20キロ以上走ったと思います。
サイクリングコースは遊歩道と完全に分離しているため、歩行者に気を取られることがなく、周りの景色を楽しむ余裕をもって自転車を走らせられます。
園内にはアップダウンもありましたが、起伏のバランスが良かったのか思ったより疲れませんでした。
急なカーブが所々あるので注意は必要でしたが、街中を自転車で走るよりもはるかに爽快でした。
レンタサイクル料金
(2021年時点の料金)
自転車レンタル料金
基本料金(3時間) | 超過料金(30分ごと) | 1日券(繁忙シーズン以外) | |
大人(高校生以上) | 420円 | 70円 | 530円 |
小人 | 270円 | 30円 | 320円 |
電動アシスト | 840円 | 140円 | 1,060円 |
- 自転車は借りたサイクリングセンターへご返却してください。(平日を除く)。
- 子供乗せ同乗器の適正年齢は2歳~となります(耐荷重20kg)。
- 電動アシスト自転車は、南・中央・西サイクリングセンターのみで貸出(高校生以上)されています。同乗器付の電動アシスト自転車は台数に限りがあります。
- 12インチの子供用自転車は、台数に限りがあります。
- 1日券は繁忙シーズン(4月、5月、10月、11月)は販売していません。
まとめ
東京ドームの65倍もの広さを持つ「国営武蔵丘陵森林公園」にはアスレチックコースや庭園、運動広場や樹林など様々な施設が整備されています。
当日は、運動広場のコキアと庭園樹園のコリウスを目的として訪れました。
カラフルなコリウスの葉が下地を覆う樹園は他では見られない景色だったと思います。
そして、思いのほか印象に残ったのは園内でのサイクリングです。
まさか「国営武蔵丘陵森林公園」で、これほど快適なサイクリングができるとは思っていませんでした。
余談ですが、帰りに乗ったバスの運転手の接客態度が大変良かったのも記憶に残りました。
基本情報
所在地
〒355-0802 埼玉県比企郡滑川町山田1920
開園時間
3月1日~10月31日 | 午前9時30分~午後5時 |
11月1日~11月30日 | 午前9時30分~午後4時30分 |
12月1日~2月末日 | 午前9時30分~午後4時 |
早朝開園や夜間開園など、行催事によって開園時間は変更となる場合があります。
休園日
- 年末年始(12月31日、1月1日)
- 1月の第3、第4月曜日
入園料金
(2021年時点)
一般 | 団体 | 2日間通し券(一般) | 2日間通し券(団体) | |
大人(高校生以上) | 450円 | 290円 | 500円 | 350円 |
シルバー(65歳以上) | 210円 | 210円 | 250円 | 250円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
- 再入園は当日に限り無料です。改札口にて再入園券をお渡ししますので、係員に声を掛けてください。
- シルバー券購入の際は年齢が確認できるもの(免許証、保険証など)を提示してください。
- 通し券は窓口で販売し、連続した2日間で同一利用者に限ります。他人への譲渡、転売はできません。
- 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方は、手帳提示により入園料金が免除となります。また、ご本人1名につき介助者1名の入園料金が免除となります。
関連サイト
写真撮影日
2012年10月
これまでに訪れた庭園
能仁寺(飯能市) ~日本名園百選に選ばれた蓬莱庭園がある埼玉県の名刹~