三十槌の氷柱(みそつちのつらら)~奥秩父で見られる氷の絶景~

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「大滝氷まつり」の期間中行われる「三十鎚の氷柱」のライトアップを見るため埼玉県秩父市を訪れました。

アクセス

「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」へは、西武鉄道「西武秩父駅」からバスに乗って向かいました。

西武秩父線「西武秩父駅」から出発。

西武秩父駅から西武観光バス「急行」三峯神社線に乗り「宮平」で下車。

バスの乗車時間は、約50分でした。

「宮平」から「三十槌の氷柱」がある「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」までは少し急いで徒歩15分程でした。

(自分は「宮平」で下車しましたが、2021年時点ではバス停「三十槌」か「三十場(みそば)」で下車したほうが「三十槌の氷柱」に近いと思います。)

秩父鉄道「三峰口駅」から出発

三峰口駅から西武観光バス「急行」三峯神社線に乗り「三十場」で下車。

乗車時間は約20分。

「三十場」から「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」まで徒歩約15分

※「 急行」三峯神社線は、大滝氷まつりが開催されている期間のみ「三十場(みそば)」に停車します。

それ以外の時期は「宮平」が最寄のバス停になると思います。

駐車場

「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」に有料駐車場があります。

営業時間 8:30 ~ 17:00 (ライトアップ時は平日19:00,土日祝祭日は20:00まで)
駐車料金 普通車 500円、 バイク 200円、 マイクロバス 1,000円、 観光バス 2,000円(専用駐車場に駐車)

最寄り駅・近隣交通機関から

  • 西武秩父線「西武秩父駅」から国道140号を経由して約22.8 km
  • 秩父鉄道「三峰口駅」から国道140号を経由して約10.9 km

「三十槌の氷柱」がみられる「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」は「秩父往還」国道140号沿いにあり、車でのアクセスが良い場所になっています。

寒い地方なので車で向かう場合は、スタッドレスタイヤかチェーンを用意して訪れることを推奨します。

  • 中央自動車道、勝沼ICから「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」まで約55キロ。
  • 関越自動車道、花園I.C.から国道140号経由「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」まで約50キロ。

地図

三十槌の氷柱

秩父三大氷柱の1つ「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は秩父市、大滝地区の荒川河川敷で冬の間見られる巨大な氷柱です。

「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」の、すぐそばを流れる荒川に接した山裾から染み出す湧水が凍結して出来上がります。

氷柱の見頃である、1月中旬から2月中旬にはライトアップが行われています。

三十槌の氷柱の景観

西武鉄道「西武秩父駅」から西武観光バスに乗り替え「三十槌の氷柱」に向かいました。

「三十槌の氷柱」最寄りのバス停「宮平」に向かうバスは1日数本。

(平日は3本、土日でも5本。)

バスに乗車した時刻は、午後3時5分。

1時間近くバスに揺られ、氷柱の最寄りのバス停「宮平」で下車。

氷柱は、バス停から1キロほどの場所にあります。

帰りの最終バスは、午後6時10分の「三峰駅」行き。

氷柱を見学できるのは実質、1時間30分程しかないタイトな行程です。

  • 現在(2021年)は「宮平」から「三峰駅」の最終便は平日は午後 16時42分、土・日・休日は14時30分になっています。
  • 現在(2021年)は、「西武秩父駅」もしくは「三峰駅」から路線バスで往復してライトアップまで見ることはできないのではないかと思います。

バス停から、足早に氷柱へ向かいました。

自分の他に、バスから降りて氷柱にむかっているのはカップルが一組だけでした。

公共交通機関が少ないのでやはり皆、車で訪れるのでしょう。

「 大滝氷まつり」会場

「氷まつり」会場になっている「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」につき、氷柱を見ることの出来る川辺までおりました。

「三十槌の氷柱」は、川辺の山裾から染み出す湧水が凍り、大きなつららが幾本もさがる自然が造った氷の芸術です。

「氷まつり」会場には、 もう1つの見所として大きな氷柱(つらら)が下がる崖がありました。

切り立つ断崖絶壁の岩肌に染み出す水が凍り、氷壁といえるような壮観な景観が造り出されています。

野趣あふれる迫力は、隣の氷柱と甲乙つけがたい見応えです。

このような氷壁が氷柱と同じ場所で見られるとは思っていなかったので、少し得をした気分になりました。

後で知ったのですが、氷柱は自然にできたもので、氷壁は川の水を断崖に撒いて人工的に造られているものだそうです。

会場の地面は凍っていて滑りやすい箇所もありました。

簡易アイゼンまでは必要ないと思いますが、しっかりとした滑り止めのついた靴を持って行った方がいいでしょう。

ライトアップ

氷柱と氷壁が色とりどりのイルミネーションで彩られるライトアップは、午後五時から始まります。

見応えがある美しいイベントですが、帰りのバスの時間を考えると長居はできません。

あらかじめ決めておいたアングルから、写真を数枚とって帰るつもりでした。

しかしライトが点灯しても、なかなか辺りが暗くなってくれません。

やはりライトアップで見られる景観は、ある程度暗くなってからの方が映えるので時間が許す限り日が暮れるのを待ちました。

その 結果、20分ほど氷柱が薄暗がりの中に浮かび上がる幻想的な光景を観賞できました。

自分が「三十槌の氷柱」に訪れたのは2月13日。

自分は少しあわただしい行程になりましたが、日暮れが早い一月後半か二月初旬に来れば、もう少しはバスの時間を気にせずにライトアップを観賞できたと思います。

現在(2021年)は「宮平」から「三峰駅」の最終便は平日は午後 16時42分、土・日・休日は14時30分になっているため、路線バスで往復してライトアップを見ることはできないと思います。

ライトアップを見る場合は、タクシーやツアー、車などバス以外の交通手段で訪れましょう。

まとめ

「三十槌の氷柱」では、壮麗な氷柱と迫力のある氷壁、冬の寒さが造りだした二つの見事な景観が見られます。

夜間には幻想的なライトアップも行われています。

「三十槌の氷柱」まで通じている公共交通機関が少ないので、事前にバスや電車などの時間を確認をして訪れた方がよいでしょう。

基本情報

所在地 〒369-1901 埼玉県秩父市大滝4066
料金 環境整備協力金一人 200円(中学生以上)

徴収場所 ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場、槌打(つちうち)キャンプ場、各氷柱降り口

氷柱見学期間 1月中旬から2月中旬、2022年は1月7日~2月23日
ライトアップ期間 1月中旬から2月中旬、2022年は1月15日~2月20日
ライトアップ時間 【平 日】17:00~19:00【土・休日】17:00~20:00
お問い合わせ先 秩父観光協会大滝支部、連絡先:0494-55-0707
駐車料金 普通車500円・バイク200円・マイクロバス1000円

関連サイト

三十槌の氷柱(みそつちのつらら) | 秩父観光なび

秩父 三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

写真撮影日

2015年2月

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