鳥取県大山町にある夕日の観賞スポット、御来屋夕日公園に行ってきました。
アクセス
JR「淀江駅」方面から海岸線沿いに延びる「国道9号」を東に向かい、途中「名和神社」と書かれた標識を目印に「県道296号」に入ります。
海岸に近い「県道296号」をさらに進み、名和川に架かる橋を渡ると左に「御来屋夕日公園」の看板が見えます。
駐車場
「御来屋夕日公園」の看板前にアスファルトで舗装された駐車場がありますが、これは契約駐車場で御来屋夕日公園の駐車場ではないので注意してください。
「御来屋夕日公園」の駐車場は、看板の向こう側にある土敷きの広場です。
駐車料金は無料です。
最寄り駅・近隣交通
- JR「名和駅」から「国道9号」 と 「県道269号」を経由して約1.1 km
- 道の駅「 大山恵みの里」から「県道240号」と「県道241号」を経由して約1.8 km
地図
御来屋夕日公園
「住雲寺」で藤を見た後、日本海に沈む夕日も見ようと思い、海沿いの展望所に立ち寄ることにしました。
「住雲寺」に近い海岸沿いには、数キロの範囲に「御来屋夕日公園」・「海岸展望所」・「豊成海岸展望駐車場」という複数の展望所があります。
いずれも日本海を望み、日暮れには夕日を眺めることが出来ます。
かなり迷いましたが、今回は名称に「夕日」の文字が入っている「御来屋夕日公園」で夕景を眺めることにしました。
駐車場からは草地が続き、その奥はカラフルなコンクリートオブジェや腰かけ岩が置かれた展望所になっています。
「御来屋夕日公園」付近の地名は、後醍醐天皇が隠岐から脱出して、この地に上陸したため、男嶋崎から御来屋(みくりや)に改称したそうです。
草地には、ハマナスやタンポポなどの花が咲いていました。
展望所の向こうには、護岸工事された堤防とコンクリートの遊歩道が造られていました。
注意
展望場所から堤防側に降りることもできますが、いったん降りると大人でも手を使って這い上がらないといけないので、多少汚れても構わない服装で訪れることをお勧めします。
小さなお子さんは、堤防側には下りない方がいいかもしれません。
公園の眼前には日本海が広がり、遠くに美保関。
そして東には風力発電の風車が見えます。
河口近くの海岸には、丸い石が転がっていました。
「御来屋夕日公園」の真横には名和川が流れ、そのまま海へとつながっています。
南を向くと、大山や鉄道を見ることが出来ます。
公園から見た夕景
昼は快晴だったものの、夕刻に入って空はやや霞がかってしまいました。
夕日そのものはかすんでいましたが、薄曇りの空はほんのり茜色に染まっていました。
まとめ
「御来屋夕日公園」は、草地の広場から夕日が眺められる展望所です。
手造りの腰掛が置かれているので、落ち着いて景色を楽しむことが出来ます。
穴場的雰囲気ですが、結構有名なのか夕暮れ時には入れ替わり立ち代わり人が訪れていました。
基本情報
所在地
〒689-3211 鳥取県西伯郡大山町御来屋727
料金
無料
写真撮影日
2020年5月