大阪府豊能郡豊能町の高山地区で棚田を見て来ました。
アクセス
「高山の棚田」へは、大阪府箕面市方面から車で向かいました。
「箕面市」方面から「県道4号」を北上し、光明寺の前の道を右折。
小さいですが、道沿いに案内プレートが設置されています。
狭い町道を通り「住吉神社」の前にある、土敷きの駐車場に車を駐車しました。
駐車場所
「住吉神社」の前に、土敷きの駐車場のような場所があります。
普通車5台分くらいの駐車スペースがありました。
この駐車場は主に、神社に参拝される方や農作業をする方のための場所だと思われます。
地域の行事や、農作業のための車がある場合は駐車できないかもしれません。
最寄り駅・近隣交通機関から
- 能勢電鉄妙見線「ときわ台駅」から「国道423号 」と 「府道4号」を 経由して10.4 km
- 阪急電鉄箕面線「箕面駅」から「国道423号」と「 府道4号」を経由して16.2 km(このルートには有料区間が含まれます。)
- 阪急電鉄箕面線「箕面駅」から「府道43号」 と 「府道4号 」を経由して12.5 km(一部区間通行止めがあります。22時00分~5時00分)
地図
高山地区の棚田
「高山の棚田」がある大阪府豊能郡豊能町は、大阪府の北端部に位置し、標高600ⅿを超える北摂連山に囲まれた自然豊かな山間地です。
また豊能郡豊能町は 、戦国武将でキリシタン大名の高山右近の出身地としても有名です。
高山地区の景観
まず、「住吉神社」に参拝をさせていただき、その後「高山の棚田」を回りました。
「住吉神社」の境内は手入れが行き届き、地元の人が大切にしているのがよくわかる清々しい神社でした。
「住吉神社」のすぐそばに「高山地区の棚田」はあります。
山の斜面に広がる棚田には、棚田愛あふれる看板が掲げられていました。
獣害防止柵がめぐらされていましたが、棚田の外周は歩くことが出来ました。
棚田の規模はかなり大きく、山の麓から中腹まで田が続いています。
棚田の畔は、素朴な野面積みで構成されています。
他地域の棚田と同様、棚田の何割かは畑に転作されていました。
それでも、棚田の手入れはよくされていて、石垣が崩れているところなどは目につきませんでした。
高山地区の棚田は「ビュースポットおおさか」に選ばれています
大阪府では、世界に誇れる大阪の魅力ある景観や個性豊かで多彩な大阪の景観を美しく眺めることのできるビュースポットを発掘し、「ビュースポットおおさか」として選定しています。
そして第1回「ビュースポットおおさか」では28か所が選定され、此処「高山の棚田」が「高山の棚田を眺める坂道」として選ばれました。
棚田キャンドルナイト
2019年は10月13日(日)には、棚田に数千本のキャンドルが飾られる棚田キャンドルナイトが開催されました。
まとめ
山の麓から中腹まで広がる、想像していたよりも規模の大きい棚田でした。
棚田愛あふれる看板が掲げられ、整備も行き届いている棚田からは地元の人たちがいかに棚田を大切にしているかを感じることが出来ました。
なお、「高山の棚田」がある大阪府豊能郡豊能町には、日本の棚田百選に選ばれている「長谷の棚田」もあります。
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基本情報
所在地
〒563-0216 大阪府豊能郡豊能町高山1226
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2019年5月