世界遺産の相倉合掌造り集落(富山県南砺市)に行ってきました。

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富山県南砺市の五箇山にある相倉合掌造り集落に行ってきました。

アクセス

相倉合掌造り集落には「福光駅」方面から車で向かいました。

国道304号を走り、五箇山トンネルを抜けて相倉合掌造り集落の駐車場に到着。

駐車場

相倉合掌造り集落の入り口に専用駐車場があります。

大きな平面駐車場で、トイレも敷設されていました。

(保存協力金として)駐車料金

普通車・軽自動車 500円
中型車 2,000円
大型車 3,000円
二輪車 100円

最寄り駅・近隣交通機関から

JR城端線「城端駅」から国道304号を経由して約15.0 km

バス

加越能バスが運行する、高岡駅から五箇山を経由して白川郷を結ぶ「世界遺産バス」が出ています。

料金は

「高岡⇒白川郷「片道」フリーきっぷ」が大人2,000円・小人1,000円

「高岡駅前・新高岡駅 ⇔ 白川郷間往復フリーきっぷ」が大人3,500円・小人1,750円です。

関連サイト

加越能バスのホームページ

新型コロナウイルス感染拡大により運行に影響がでています。

運行状況をよく確認して訪れてください。

地図

 

相倉合掌造り集落

富山県南砺市(なんとし)の五箇山(ごかやま)にある相倉集落には、国内では白川郷・五箇山地方でしか見られない「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋がたち並んでいます。

「合掌造り」とは日本有数の豪雪地帯である、この地方特有の急勾配の屋根を持つ切妻造り・茅葺き民家のことです。

「相倉合掌造り集落」は、白川郷の荻町集落と、五箇山の菅沼集落とならんでユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

集落は庄川中流域の段丘上にある、北東にゆるく傾斜する台地に広がっています。

集落に現存する合掌造り家屋は23棟。

今もなお集落内で人々が生活を営んいる、世界的にも珍しい「人が住まう世界遺産」です。

相倉集落(あいのくらしゅうらく)の景観

入り口にある駐車場に車を停めて「相倉合掌造り集落」を散策しました。

集落の保存協力金となる駐車料金は普通車500円。

駐車場には食堂やトイレがありました。

自分は駐車場の食堂で、おそばをいただきました。

観光地にしては、値段はリーズナブルで味もおいしかったです。

食事中コンセントをお借りして、カメラのバッテリーを充電させてもらいました。

相倉展望台

集落に入り、まずは集落全体を見渡せる展望ポイントに行きました。

小高い場所のある相倉展望台ポイントからは「相倉合掌造り集落」が一望出来ます。

駐車場からは、なだらかな坂道を歩いて5~10分くらいで到着します。

展望ポイントには木製ベンチが設置されていました。

その他の展望ポイント

相倉合掌造り集落には、相倉展望台以外にも集落鑑賞スポットや名所が、いくつか指定されています。

見晴らしという点では相倉展望台程ではないですが、それぞれの箇所で趣のある集落の景観を眺めることが出来ます。

季節や時間帯によっては思わぬ絶景が見られるかも知れません。

集落の村並み

展望ポイントに行った後、集落全体を散策しました。

映画や時代劇に出てきそうな歴史的な景観を残すこの集落には、現在でも人が住み生活が営まれています。

なので、よく見ると家の横に車が停めてあったりします。

まあ、現代の生活には必需品ですよね。

これらの合掌造り家屋には、お土産屋や飲食店、民宿、資料館などに利用されているものもあります。

合掌造り独特の急こう配の屋根は、この地方に降る湿度高くが重たい雪を落としやすくするためです。

この大きくて頑丈な建物の屋根裏では養蚕、地下では火薬の原料となる塩硝が製造されていました。

養蚕は大きな屋根を活用した産業。

塩硝の製造は、材料であるヨモギ、麻、サク等が採取しやすい環境を活用した産業だといわれます。

相倉集落に現存する合掌造り家屋の大半は江戸時代末期から明治時代に建てられましたが、古いものでは約400年前、17世紀に建築されたものもあります。

これらの家屋は茅葺屋根の葺き替えを15年から20年に一度行うことによって昔ながらの姿を維持してきました。

何代にもわたり労力と費用を使い伝統技術を継承し今日まで歴史的な景観が残されているわけです。

原始合掌造り「三郎」

ライトアップ

五箇山相倉合掌造り集落では季節ごとにライトアップが行われています。

2021年のライトアップ

  • 2021年 9月 18日(土) ・19日(日)、『初秋の山里に浮かぶ日本の原風景』
  • 2021年 11月 20日(土)・21日(日)、『冬支度 – 雪を待つ合掌集落』
  • 2022年2月19日(土)・20日(日)、『雪原に浮かぶ日本の原風景』

まとめ

相倉集落では、国内では白川郷・五箇山地方でしか見られない合掌造りの家屋が建ち並ぶ集落を散策できます。

白川郷ほどは大きくないので、旅行の予定に組み入れやすい場所です。

集落内をぐるりと見て回り、一度食事をとって所要時間は2~3時間ほどだと思います。

宿泊施設や食事処などもあるので、長く滞在することもできます。

すぐ近くには、相倉集落と同じく五箇山地方の合掌造り集落である菅沼集落(すがぬましゅうらく)があります。

基本情報

所在地

〒939-1915 富山県南砺市相倉611

営業時間

8:30~17:00

定休日

無休

料金

駐車料金(保存協力金として)

普通車・軽自動車 500円

中型車 2,000円

大型車 3,000円

二輪車 100円

ご連絡先

世界遺産相倉合掌造り集落保存財団

0763-66-2123

関連サイト

とやま観光ナビ

相倉合掌造り集落|【公式】世界遺産五箇山 観光情報サイト

写真撮影日

2019年8月

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